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Amazon.co.jp ・本 (255ページ) / ISBN・EAN: 9784338144100
感想・レビュー・書評
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マイヤーズって、こんな苛烈な少年時代を過ごした人なのか。めっぽう頭はいいけどとにかく落ち着きがなくてけんかっ早く、手が先に出てしまう。体も大きいから、何かにつけて大人から目の敵にされる。
それでも節目節目で才能を信じて励ましてくれる先生に出会ったり、何より両親が、彼のことを理解しないまでも心から愛してくれたから、どうにか生き延びて、読書と書くことの才能を捨てずにいられたのかもしれない。それにしても、父が文字を読めないことを知ったのが大人になってからだったというのも驚き。そんな基本的なことを家族に秘密にするのって、苦しくないか?
黒人で、ロールモデルがないこともマイヤーズ少年をひどく苦しめた。道なき道を切り開いていくことの苦しさよ。 -
著者の自伝。
まるで物語のように読ませる。
時代や環境は全然違う。
特に、黒人であることの精神性が、これほど複雑なものであるとは思っていなかった。
でも、ティーンの抱える悩みの根源は一つなのだ。
自己の肯定。
それは他者と自分、双方から得ることが必要なのだろう。
しかし、よくこれだけのことを記憶している。
私には、こんなに残っていないように思う。
ある意味、人生の財産を持っていないことに気づいて哀しくなった。 -
少し前に読了。小峰書店のY.A.Booksシリーズ。
訳が悪い。12ページで「妹のイモジーン」と書いてあるのに、16ページではウォルターは「マイヤーズ家の末っ子」となっていて、あれ?と思っていたら、55ページでは「いちばん下はイモジーン」。やっぱり妹なのか、と思うと118ページでは「姉のイモジーン」。どっちだ!
それと、これは私が勝手に思い込んでいただけかもしれないけれど、著者の自伝ということが文体からあまりうかがえなくて、半分くらい読むまで創作だと思っていた。YAシリーズとして出したからかもしれないけれど、一人称が「ぼく」より「私」の方が内容に合っていたのじゃないかしら。訳者あとがきに書かれているようなマイヤーズの原動力も、少なくともこの訳書からは感じられなかった。もう少し誠意をもって訳してほしい。
YAというより一般向けに出した方がよかったのじゃないかな、という気がしなくもない。 -
著者が17歳になるまでの自叙伝です。
こういう類の話はあまり好きじゃないので手を出さないのですが、何となく手に取ってみたら面白そうだったので読んでみました。
今は少なくなってきましたが、少し昔まではアメリカに限らず世界的に人種差別が酷かったそうです。
著者も肌が褐色だという事で間接的に差別を受けていたようでした。
でも、黒人として生まれてきて良かったと胸を張って言った著者がとても凄いと思いました。
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