ながいながいへびのはなし

著者 :
  • 小峰書店
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本棚登録 : 197
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784338180023

作品紹介・あらすじ

ながいながいへびのはなし。どのくらいながいかというと、それはもうたいへんなもので…

感想・レビュー・書評

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  • ☆2019秋 読み聞かせ 1年☆
    これでもかと強調される「長さ」をちゃんと実感できたようで、笑いも起き、こちらも楽しく読めた。最後無事に会えた満足感もあり、場がいい感じにあたたまる一冊だと思う。それにしても高畠さんの絵はカワイイなあ・・!

  • ながーーーーい蛇がいた。
    頭が町にいるとき、しっぽはまだ森の中。
    頭が昼間の中を歩いているとき、しっぽはまだ夜の中を進んでいる。
    頭に出会ったとき少年でも、しっぽに出会うときには老人になっている。
    頭が沙漠にいるときしっぽは海にいる。
    小さいころは今ほど長くなかったのに。
    いつから会っていないのだろう。
    怪獣に襲われていないか、踏まれていないか、とお互いに心配をする。
    会いに行こう、と体の真ん中目掛けて進む頭としっぽ。
    最後は出会ってしっかりと絡み合うのだった。

    たまにある意思を持つしっぽが登場する話。
    頭が考えるのはいいとして、しっぽが考えるとシュールさが増す。
    頭としっぽはがお互いを思いやっているのが素敵。
    地球を1周するかと思ったけれど、それはなかった。
    体がとても長いので、ページの上半部に頭部分が、下半分にしっぽ部分が描かれる。

    頭があるのは昼間でしっぽまだ夜。
    というのがどれだけ長いかが分かって面白い。
    頭に出会ったときが少年だったらしっぽに出会うときには老人になっている。
    寓話や神話にでも出て来そうな巨大な蛇…。
    絵本としてのテーマは単純に相手を思いやることだけれど、モチーフは神話にまで掘り下げられそう…?とか考えたり。

  • 「ながいながーいへびがいました。あんまり大きくなっちゃったので、あたまとしっぽはなきわかれ。いまではあうこともできず、おたがいどこで、どうしているのか……。   幼児~」

  • どれだけ長い蛇なのだろうか イメージがふくらんでしまう。愛嬌のある蛇の絵もいい。アタマとしっぽ掛け合いもまた面白い。

  • 2歳11ヶ月

    頭としっぽだけの絵で全体の蛇の長さが見えないので、息子にへびの長さがイメージできるかな?長すぎて頭としっぽの季節が違ったり、、、という概念が難しいかな?と思った。まぁそこはわからなくても、頭としっぽが出会えてよかったね!的なところは分かっていて笑っていた。

  • ●読み聞かせ。
    ●あたまとしっぽが出会うのに、どれくらい時間がかかったのかな?

  • 2013.10.09読了

  • 3分

  • 2019.6 2年生 約3分
    読み聞かせのつかみとして選んだ本です。
    体がとっても長いヘビが、ふとしっぽのことを思い出します。同じ頃、しっぽも頭のことを思い出し、お互い元気にやっているのか心配になって会いに行く話です。クスッと笑えるポイントがいくつかあって楽しんでくれました。
    私もずーっと連絡していない友人のことを思い出し、懐かしい気持ちになりました。

  • 長すぎる。びっくりするほど長い。娘はその長さを理解できないくらい、スケールの大きな長さでした。最後また会えて良かった。とりあえず、図解?してみようと紐を出してきたけど、縄跳びにされてしまって頓挫(´・ω・`)(2歳8ヶ月)

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著者プロフィール

作家・翻訳家・「ホテル暴風雨」オーナー。主な著書に絵本『とりがいるよ』『たまごがあるよ』『いっしょにするよ』(KADOKAWA)、『とんでいく』(福音館書店)、『うしのもーさん』(教育画劇)、『にっこり にこにこ』(講談社)、『せかいでいちばんおおきなネコ』(絵本塾出版)などがある。主な訳書に『こくばんくまさん つきへいく』(ほるぷ出版)、『かべのむこうになにがある?』(BL出版)などがある。

「2018年 『『とりがいるよ』ギフトセット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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