草原の少女プージェ (えほんひろば)

著者 :
  • 小峰書店
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (35ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784338180214

作品紹介・あらすじ

モンゴルの草原で、探検家関野吉晴はひとりの少女とであった。遊牧民の少女との、短いけれども心に残るふれあいの記録。

感想・レビュー・書評

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  • 「モンゴルの草原で、探検家関野吉晴はひとりの少女とであった。遊牧民の少女との、短いけれども心に残るふれあいの記録。」

  • 遊牧民の少女の暮らしを、いきいきと力強く、時にはシビアに描いています。ラストは衝撃。

  • モンゴル遊牧民6歳、いとこバーサ、祖母祖父×母×、プージェ死交通事故、プレブヒシ、99~2000、05年

  • モンゴルの自然の中たくましく生きていた少女の姿が感動的です。

  • 関野さんが、グレートジャーニーの旅路で会ったモンゴルの少女・プージェ。
    放送当時から、関野さんの彼女への特別な拘りは、強く感じていた。
    それが、本になっていたのは、昨日まで知らなかった。

    この本は、プージェの思い出・記録を残すと共に、あとがきで、彼女のとりまく環境から、モンゴルが抱える社会問題を、わかりやすく語りかけている。

    小学校高学年くらい向けだと思うが、グレートジャーニーを観ていた大人達にとっても、気になる本である。

  • モンゴルの遊牧民の少女プージェの生きた証の写真絵本。
    たった6歳で、家族のりっぱな働き手だった少女。
    でかせぎに行った父親は行方不明、母親も落馬事故で失う。
    それでもはじける笑顔が印象的だった少女は、
    交通事故で亡くなってしまう。

    著者のあとがきによると、
    プージェたちの悲劇の背景には社会の変化(社会主義から自由主義へ)があるという。
    考えさせられる。
    子どもたちに紹介してみたい1冊。

  • いつどの出会いから撮り始め、撮り続けてゆくのか。そんなことを考えさせられる1冊でした。

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著者プロフィール

1947年東京都墨田区生まれ。一橋大学在学中に同大探検部を創設、71年アマゾン全域踏査隊長としてアマゾン川全域を下る。82年横浜市立大学医学部卒業、医師となり南米に通いつづける。
93年から、アフリカに誕生した人類がユーラシア大陸を経てアメリカ大陸に拡散した約5万300キロの行程を逆ルートでたどる〈グレートジャーニー〉をはじめる。南米最南端ナバリーノ島をカヤックで出発、足かけ10年の旅は、2002年にタンザニア・ラエトリでゴールを迎えた。
2002年、武蔵野美術大学教授(教養文化研究室、文化人類学)に着任。翌年より〈新グレートジャーニー 日本列島にやって来た人々〉を開始。シベリア経由、稚内までの〈北方ルート〉、ヒマラヤからインドシナを経由、朝鮮半島から対馬までの〈南方ルート〉終え、09年からインドネシア・スラウェシ島から石垣島まで、足かけ三年の航海〈海のルート〉を11年に終了した。

「2013年 『海のグレートジャーニーと若者たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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