アリクイにおまかせ (おはなしだいすき)

著者 :
  • 小峰書店
4.08
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本棚登録 : 371
感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・本 (78ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784338192217

作品紹介・あらすじ

ココちゃんはげんきでかわいいおんなのこ。だけど、にがてなものがひとつだけあります。ココちゃんのにがてはなんでしょう?それはね…。せっかくのにちようびに、ひとりでるすばんでおかたづけなんて。だれかてつだってくれないかなあ。まほうつかいがきて、まほうのつえでぱぱっとやってくれたらいいのになあ…ひとりで読める楽しいおはなし。

感想・レビュー・書評

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  • 初めて読んだ時は驚きの展開でかなりびっくりしたのを覚えている。この本を読んだおかげなのかは分からないが、気づけば片付けが好きになり定期的に片付けや整理をするようになっていた。片付けの苦手な子どもに読ませてみると良いかもしれない。

  • 最初は、ココちゃんのお部屋はちらかってたけど、アリクイにお部屋を片付けてもらったら、いつの間にか、ここちゃんも片付けが、上手になっていた

  • ココちゃんはおそうじがにがてだけどさいごにひとにまかせているとろくでもないことがおきることをしったのでというかわたしもにがてなのでやらなくてはならないなとおもいました

  • お片づけ業者になぜアリクイが選ばれたのか。

  • 人気があって、いつも貸出中の1冊。1年生から4年生まで幅広く人気です。表紙を見て、みんなすぐに「おもしろそう!」と言って借りていくので、ある2年生の女の子に「どのへんが?」と聞いたら、「アリクイがきてくれたらいいなあ!って思うから」と答えてくれました。身近にいない“アリクイ”という動物だからこそ、どんな性格なのか、どんなことをしてくれるのか、興味がいっそうわいてくるのかもしれません。じっさいに読んでみたところ、読みやすくてスイスイ読めて、途中ドキッとしながらも、楽しいお話でした。個人的にはココちゃんの聞きまちがいに、ぐっときてしまいました。

  • アリクイってかわいいですよね。
    神様はどうして、長いお鼻に丸いお尻、この短い手足をこの動物にお与えになったのか、しみじみと表紙の絵を見ながら考え込んでしまいます。
    別にこのお話のアリクイはアリを食べたりするわけではないので、はっきり言って犬でも猫でもウサギでもスズメでもカラスでも良かったのではと思うのですが、終わってみるとアリクイのほのぼのとした笑顔が主役の女の子をやさしく慰めているようで、あーやっぱりこの長いお鼻とつぶらな瞳でなければいけなかったのだと思わせる魔力があります。アリクイ…恐ろしい生き物…。

    自分の部屋で、物の行方がわからなくなるっていうことは、それなりに散らかしていてもないわけですから、まぁ散らかしていて片付けないといけないほど困るということはめったに発生しないのですが、他の人の荷物も混ぜこぜになった大きな倉庫に自分の荷物をぼん!と出されてしまう状況を思い浮かべると、あー本当に私はこの部屋にある大事なものを全て頭の中に思い浮かべることができるのか…?とひとしきり考えて、気づけば片付けを始めておりました…笑
    コモリさんのイラストが、いちいちかわいい!自分への戒めとしてキーホルダーにしようかしら…。

  • 対象:小学2~4年生

    元気でかわいいおしゃれな女の子、ココちゃんには一つだけ苦手なものがあります。それは、おかたづけ。
    だって、めんどうくさいんだもん。どうせまた出すからしまわなくてもよくない?そんなココちゃんのおうちに、「アリクイかたづけサービス社」がやってきた!


    かわいくてめんどうくさがりなココちゃんも、
    アリクイサービスのみなさんも可愛くて、読んでいて楽しい。後半ココちゃんは困ったことになり、片付けをさぼりつづけたことを反省する。「自分のものは大切にしよう」というメッセージを本から感じる。

    でも全体的にふわふわっとゆるくて不思議なので
    子どもたちは楽しく読めると思う。

    大人にはちょっと物足りないかな。

  • 全部なくなってしまってビックリした。

  • ココちゃんの部屋のものが全部もどってきてよかった

    • ここみさん
      アリクイにぬいぐるみなど持っていかれちゃったけど戻って来たからよかったねー♡
      アリクイにぬいぐるみなど持っていかれちゃったけど戻って来たからよかったねー♡
      2023/05/07
  • おかあさんがアリクイってなにー?といったところがおもしろかったです。
    6才娘より。

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著者プロフィール

1957年、福岡県に生まれる。東京学芸大学在学中に童話集『星とトランペット』でデビュー。「黒ねこサンゴロウ」シリーズで路傍の石幼少年文学賞を、『ひらけ! なんきんまめ』で産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞。『なまえのないねこ』で講談社絵本賞など6つの賞を受賞。主な作品に「のりものえほん」シリーズ、『まじょのむすめワンナ・ビー』『トリケラトプスのなんでもないいちにち』『しゃっくりくーちゃん』『ねえだっこして』『にげろ! どろねこちゃん』『なんでもモッテルさん』などがある。静岡県在住。

「2022年 『三日月島のテール 行くぜっ! 海の宅配便(全5巻)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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