- Amazon.co.jp ・本 (575ページ)
- / ISBN・EAN: 9784338193030
作品紹介・あらすじ
踊り子テオ、包帯リン、道大工トーマの3人はとある任務のため長い旅に出るのだが、行く手に様々な出来事が…。「ドーム郡シリーズ」完結。
感想・レビュー・書評
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「虹への旅」は物語を楽しんだけど
これは話に入り込めずクミルとカカシのその後が気になって読んでるという感じだった。
一気読みしたくなるくらい面白いのは面白いんですがね‥。
シリーズ通して出てくる女の子の性格は似通ってるのにどうもテオが好みではなかったのと
彼女の理想論がことごとく叶ってしまうのが気になるのかもしれない。
もっとも彼女もそれだけが全てではないよ、とトーマとかからチクチクされてはいるけれど。
考え方が薄汚れてしまった今ではなくて子供の頃に読んでいたらまた違ったんだろうなぁ‥。
いい大人なのに尻に敷かれっぱなしなトーマと物静かだけど優しいリンは好きだ。
最後はまさかの展開が(笑) いや、でもあの人で確定でいいのだろーか。
それにしても口絵のクミルとカカシの絵だけでテンション上がるよ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
佐竹さんの船上で踊る一枚絵がすごかった。完結してしまったっぽくて残念
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舞台はドーム郡から大きく広がり、アイザールのラド王が行ったというゴドバール。ドーム郡一の歌い手であり踊り子のテオと道大工のトーマ、そして体が透明になり声も出なくなってしまったハプシタールと笛の名手、リンの3人がゴドバールにあるという「ルピア」を目指す。その目的は、かつてクミルが倒したはずのフユギモソウの種、うその種をルピアに運ぶということ。ところがゴドバールはイシュゴオルを侵略しようとしていたのだ。湾岸諸国の連合軍は、ゴドバールに比べてはるかに弱く勝つ見込みはない。ドーム郡に最大の危機が訪れる。
ドーム郡シリーズ最終巻。生まれはドーム郡で、今はミゴールの軍人として生きているクリスがホントかっこいいです!!久しぶりに惚れた。テオもトーマもリンも好きだけど、クリスが1番です。結構かっこつけのところもあるけど素直で好き。1巻でのクミルのその後なども繋がっていて、気になっていたことがすっきりしました。最後のシーンも驚くような真実が暴かれていって良かったと思う。あと、テオがゴドバールの衛兵ノガラスに平和の大切さを語る場面が大好きです。どんなことがあっても戦争はいけないんだという、強い意思が表れていて感動でした。 -
続編が出たということだけで、もう