ごん狐 (新美南吉童話傑作選)

  • 小峰書店 (2004年6月10日発売)
3.24
  • (3)
  • (3)
  • (8)
  • (1)
  • (2)
本棚登録 : 55
感想 : 6
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784338200042

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 平易な文章で、すんなり教訓が入ってくる。押し付けがましいところがない。考えるほど色々な教訓が浮かび上がる。素直に読んでも深読みしても面白い。だから読み継がれるのかな。以下印象に残った言葉。
    「おれが、栗や松たけを持っていってやるのに、そのおれにはお礼をいわないで、神さまにお礼をいうんじゃア、おれは、引き合わないなあ。」
    「ごん、お前だったのか。」

  • 子どもの頃、読んだら大泣きするだろう。感受性豊かな頃に読みたかった。

  • 誰もが知るお話を再読。しみじみとノスタルジイが感じられます。

  • ごんキツネさん。ごん、ごん!
    子ども会のお遊戯でした。
    夏は町内会でいろいろなイベントがあって、
    ちいちゃな子どもは大忙し。
    秋のお祭りにむけて、
    阿波踊りの練習もしています。

  • ごんは本当はやさしい狐だった。

  • ■ごん狐■
    空はからっと晴れていて、百舌鳥の声がきんきん、ひびいていました。

    ■手袋を買いに■
    暗い暗い夜が風呂敷のような影をひろげて野原や森を包みにやって来ましたが、雪はあまり白いので、包んでも包んでも白く浮かびあがっていました。 「母ちゃん、お星さまは、あんな低いところにも落ちているのねえ」

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

1913年、愛知県知多郡半田町(現・半田市)に生まれる。中学時代から童話を書き始め、『赤い鳥』『チチノキ』などに投稿。東京外国語学校在学中に病を得、20代後半の5年間は安城高等女学校(現・県立安城高等学校)で教師をしながら創作活動を続けた。1943年、29歳の生涯を終える。代表作に「ごんぎつね」「おじいさんのランプ」「手袋を買いに」「でんでんむしの悲しみ」を始めとして、多くの童話・小説・詩などの作品を残す。

「2024年 『だれのかげ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

新美南吉の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×