本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (160ページ) / ISBN・EAN: 9784338200042
感想・レビュー・書評
-
平易な文章で、すんなり教訓が入ってくる。押し付けがましいところがない。考えるほど色々な教訓が浮かび上がる。素直に読んでも深読みしても面白い。だから読み継がれるのかな。以下印象に残った言葉。
「おれが、栗や松たけを持っていってやるのに、そのおれにはお礼をいわないで、神さまにお礼をいうんじゃア、おれは、引き合わないなあ。」
「ごん、お前だったのか。」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
子どもの頃、読んだら大泣きするだろう。感受性豊かな頃に読みたかった。
-
誰もが知るお話を再読。しみじみとノスタルジイが感じられます。
-
ごんは本当はやさしい狐だった。
-
■ごん狐■
空はからっと晴れていて、百舌鳥の声がきんきん、ひびいていました。
■手袋を買いに■
暗い暗い夜が風呂敷のような影をひろげて野原や森を包みにやって来ましたが、雪はあまり白いので、包んでも包んでも白く浮かびあがっていました。 「母ちゃん、お星さまは、あんな低いところにも落ちているのねえ」
著者プロフィール
新美南吉の作品
本棚登録 :
感想 :
