- Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
- / ISBN・EAN: 9784338222105
作品紹介・あらすじ
おとぎの国って、どんな所? そこは、だれでも行ったことがある所。でも、みんな行ったことをおぼえていない。とても楽しくって、とってもこわくって、なんだかなつかしいような気分になる所。いっしょに行こうか!
感想・レビュー・書評
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不思議の国みたいなお話でした。
ツン子ちゃんとアキラくんのやりとりが微笑ましくて可愛かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
現代のおとぎばなし。
さりげなく、馴染みあるおとぎの国の住人たちが登場。
語られていない物語が、まだまだありそう。何度も読み返して、物語を想像したい。 -
月輝子は正直すぎて、自分が正しいと思ったことを何でも言ってしまうので、友だちがいません。
アキラくんは、そんな月輝子にツン子というあだ名をつけてからかいます。
お母さんは、「生まれる前に悪い魔女に大切なものを盗まれたのね」、とツン子に言いました。
あたしはいったい何を盗まれたの?
満月の夜、眠りからさめたツン子は、窓の外に月に照らし出された道を見つけました。
夢の中だから平気だと思ったツン子は、パジャマのまま部屋を抜け出して、その道をたどって行きました。
その先に見えたのは、お菓子の家でした。
お菓子の家には、こわいおばあさんがいるんじゃないかしら?
そしてツン子から大切なものをぬすんだ魔女かもしれません。 -
佐竹さんの絵なのでよい話のような気がしてしまう。。アキラ君やコオニとの関係の誰でも心当たりがある感じが良かった。「自分をさがす」「たいせつなもの」というような言葉は小学校中学年にはどう響くのか…。そのあたりについて終盤解説っぽい文章なのが気になった。