- Amazon.co.jp ・本 (93ページ)
- / ISBN・EAN: 9784338222112
作品紹介・あらすじ
むかしむかし、人間と妖精がいっしょにくらしていたころ、ある国にそれはそれはかわいらしいお姫さまが生まれ、メリサンド姫と名づけられました……と、そこまではごく普通のお話だったのですが……。悪い妖精がかけた呪いに、姫と王子が算数マジックで立ち向かう!
感想・レビュー・書評
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髪の毛がどんどん伸びていく姫の物語
メリサンド姫は、魔女の呪いにかかり、髪の毛が生えないようにされてしまう。一つだけ願いを叶えてくれる妖精にお願いしたのは「」。メリサンド姫の髪の毛は、あっという間に伸びてしまい…。算数や有名なおとぎ話のカケラが、いろんな場面に出てくる楽しいお話。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白かった!数学の勉強にもなるし、ストーリーを起承転結がしっかりしていて、こどもにすすめたい本。
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楽しく、数字が勉強できる。との紹介から読んでみたが、
それほど、算数の勉強になるというほど、(パズルのような)
内容ではなく、普通に、お話として面白い。
内容は、グリル童話を模したエピソード満載で、読みやすい。 -
昔話風の物語で、算数問題を解かないと姫を救えないという物語。
問題は面白いのだが、物語としては細部に納得のいかない点などありイマイチ。
対象は、中学年から。 -
…無敵の算数、か。
王子もがんばりました。
でも、これって、欲が深かった? -
ブックトーク研修で紹介された本。
算数からみだが良質なファンタジーとしても成立している。主人公のメリサンド姫が賢くまっすぐでとても魅力的。王様も素敵。
ちょっとひねった物語が好きな中学年からおすすめの作品。
100年前に書かれた物語とは思えない古びない良さ。訳も読みやすく、日本の物語と変わらず素直に読める -
母親のこども可愛さが招いた騒動ですな。
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のろいをかけられてつるつるのはげ頭になってしまったメリサンド姫。おきさき様はまほうの小箱に願いました。「1メートルのかみがはえ、切るたびに倍のはやさでのびますように」 すると、かみの毛は切れば切るほどのびてのびて…。のびるのをとめることのできる、かしこい王子さまはあらわれるでしょうか? なるほど!となっとくの解決です。