セミのうた・コオロギのうた (ファーブルこんちゅう記 2)

  • 小峰書店 (2006年6月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (126ページ) / ISBN・EAN: 9784338223027

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  • 「なぜ、セミの子むしがそとにでてくるとき、どろだらけになっているのか。」「土をしめらせるための水がなくなったら、子むしはどうするのか。」ファーブルは、たくさんのぎもんを、かんさつやじっけんをとおして、ときあかしていく。

    セミがどのように生まれ、くらし、そだっていくのかを読むのはとても楽しかった。生き物たちの、生きるための本能やちえにおどろかされる。

    分かっていることを一方的につたえてくるのではなく、ファーブルといっしょにセミの様子をかんさつしながら、かんがえていくような文章がとてもいい。

    (セミの子むしは、土のなかで、どんなふうに、くらしているんだろう。それをみたいものだな。)と、わたしはおもいました。そこで、ガラスばちに、土をいれて、小さな木をうえました。p69

    1年生のむすこと読んだ。「セミのうた」を読了。

  • セミとコオロギのおはなし。
    ファーブルの、疑問➡仮説➡観察➡再考察という姿勢がよくわかります。
    セミも、コオロギも赤ちゃんはたくさん生まれても、大人になるのは、わずか。
    それが分かっていて、卵をいっぱい生むのか?
    自然界は不思議です。

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