パ-シ-と気むずかし屋のカウボ-イ (パーシーシリーズ)

著者 : ウルフ・スタルク 菱木晃子

• 小峰書店 (2009年7月1日発売)

作品紹介・あらすじ

夏休みに、おじいちゃんの住む島へ。海水浴、魚釣り、昆虫採集、そして、大好きなピーアに会える。

感想・レビュー・書評

[rikoriko1221さんの感想 · 2012年12月30日]

夏休みが始まる。ウルフ一家は毎年おじいちゃんとおばあちゃんの住んでる島へ遊びに行く。ウルフはとても楽しみにしていた。それを知ったパーシーは、知りあって３年だから「血の兄弟」になろう、だから夏休みにそれぞれの田舎にいってもいい・・とパーシーもあとから島へ行くことを強引に決めた。
島へついたら、島の友達との日々が楽しくてそれをすっかり忘れていた。
やってきたパーシー。頑固なおじいちゃんを怒らせたかと思ったら、パーシーの自由さがどうやら気に入られた様子。島の友達もパーシーを気に入っている。特に好きだったピーアが・・・
恋に苦しむウルフ。今回は、パーシーが親友であるウルフのために、行動します。おじいちゃんもウルフを励ます。　恋するって切ないね。

著者プロフィール

スウェーデン、ストックホルム生まれ。現代スウェーデン児童文学を代表する作家。リンドグレーン賞などさまざまな賞を受賞していて、日本でも多数の作品が翻訳されている。著書に『おじいちゃんの口笛』（ほるぷ出版）、『シロクマたちのダンス』『夜行バスにのって』（偕成社）、『ちいさくなったパパ』（小峰書店）、『パパが宇宙を見せてくれた』（BL出版）などがある。

「2024年 『難民を理解する絵本（全２巻）』 で使われていた紹介文から引用しています。」