ともだちは、サティー! (Green Books)

著者 : 大塚篤子
制作 : タムラ フキコ 
  • 小峰書店 (2013年6月10日発売)
3.73
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  • 本棚登録 :53
  • レビュー :10
  • Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784338250122

ともだちは、サティー! (Green Books)の感想・レビュー・書評

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  • 仕事で読んだ課題図書。
    相手視点があるのが面白かった。その演出のおかげで、相手の気持ちも考えやすくなっている。例えば、ツトムがことば覚えるときの苦労は全部パニ視点で描かれているので、ツトムの努力はこちらが想像することができる。

  • 2014年課題図書(中学年)その2。

  • 今年の課題図書の中では、(よい意味で)一番「課題図書らしい」作品だったように感じました。

    ネパールと日本の暮らしを比較して、説教くさい話になるのかなと思っていましたが
    特にそういうこともなく言葉のひとつひとつが素直に入ってきます。
    日本でのちょっとした事件とネパールでの出来事を自然にリンクさせているのもよかったです。

  • お腹の弱い自分の第一の感想としては、「いくらマイレージたまってるからって、息子がヤラ村に行くのをよく反対しなかったなお母さん…!」でした(笑)
    また、言葉も文化も違う国の山の中で、子どもだけで放牧の仕事をしてこいと言うツトムの父親にも正直驚きました。可愛い子どもには旅をさせろとは言いますが、あまりにもツトムには酷な条件に思えて、思わず「無茶苦茶だ!」とつっこんでしまいました(笑)
    でもツトムとパニの二人三脚な生活ぶりは、描写が丁寧で違和感なく読み進められました。腹痛のシーンは、こちらもお腹が痛くて困りました(笑)
    残念だった点は、ツトムの日本の友人・ゴウとの友情描写が想像にお任せ展開だったことを含め、山籠り後から最後にかけての描写が簡潔(あっさり)すぎたことです。行きは丁寧だった分、とても残念でした。
    でも嫌いだった牛乳を心から大事に思えるくらい成長したツトムを見てると、何だかこちらもネパールで成長を遂げたような気持ちになりました。

  •  小5のツトムは、氷河の調査に向かう父に連れられ。ネパールへ。ところが、雪が多いので、子どものツトムは連れて行けないと言われ、村の子どもパニと放牧に行くことに…。
     ネパールの言葉で、友達のことを「サティー」と言う。数の数え方、食べ物のことなども出てくる。

  • サティーはネパールのことばで「友だち」。ネパールのことばがいっぱい出てくる。発音がわからんので聞いてみたい。
    ここでも日本にいては信じられないような生活がある。ファンタジーより遠い現実。驚きの連続。(moco)

  • 2014年度、青少年読書感想文全国コンクール中学年課題図書。

    日本人の男の子ツトムがネパールで
    現地の子どもと一緒に牛や羊の放牧の仕事をするはめになる話し。
    ツトムとネパール人の男の子パニの両方の視点から物語が進行する。

    ネパールの子どもの視点というのはなかなか珍しく、
    どの程度の妥当性を持った描写なのかが検証しづらいのだけど、
    反目していた2人が言葉が通じないながらも、
    理解を深めあっていくというのは面白いテーマだと思った。
    また現地の生活の様子が具体的に書き込まれていて、
    ある程度ちゃんとした取材に基づいて描写しているのだろうな、と思わせる。

    地の文に会話体が多いのが気になるが、
    そこそこ読ませる内容だった。
    ただ3年生にはちょっと難しめかも。
    海外で異文化交流をしたことのある子なら、
    その時の経験を交えながら感想文が書きやすいと思われる。

  • 課題図書(中学年) 第60回青少年読書感想文全国コンクール課題図書(2014年)

  • たまったマイレージカードで
    ツトムはお父さんと一緒にネパールに行くことになる。
    途中から父とは別行動となり、ツトムは村に残り、ひとりの少年と一緒に十五頭の牛と山羊をつれて、放牧にでることになる。
    ネパールでの体験が、少年を成長させていく物語。

  • 夏休み、ネパールの氷河を調査する父親の旅に、一緒に連れられて来たツトム。
    目的の村には、悪路を何時間もバスに揺られ、車が通れない道をただひたすら
    歩いて、六日目にやっとたどり着いた。

    歓迎を受けた一行は牛乳をごちそうされたが、ツトムは牛乳が苦手だったので、
    岩陰にそっと捨てた。
    それを一人の少年に見られてしまい、どうやら怒らせてしまったようだ。

    父親たちが調査に出かける日、今年は雪が多くて危険だから、ツトムは村に残って
    村の仕事を手伝うように言われた。
    その仕事とは、牛やヤギの放牧に数日間山に入る少年の手伝いだった。

    しぶしぶ連れて行かれたその少年の家で、ツトムは牛乳を捨てたところを見られた
    あの少年に再会した。
    パニという名のその少年と、数日間山の中で行動を共にしないといけないのだ。
    おまけに言葉も通じない。
    お互い気まずい空気のなか、二人と牛たちは山に向った。

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