- Amazon.co.jp ・本 (56ページ)
- / ISBN・EAN: 9784338260015
感想・レビュー・書評
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R.L.スティ-ヴンソン(1850-1894) の名作絵本です。ヘンリ-・ジキル博士(善人)が発明した<性格分離薬>は、彼をエドワ-ド・ハイド氏(悪魔)に変身させ、欲望の命ずるまま悪徳の限りを繰り返させるのでした。いずれ善人に戻れなくなることを察したジキル博士は、悔恨の手紙を残し自死するのでした。 いちど味を占めた悪の道から逃れることは難しいという、ローマ神話のヤヌス神(双面神)を象徴するような物語です。
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時間なくてサクッと読んだだけだけど一気に読んだ、絵が素晴らしい
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二重人格の代名詞にもなってるジギルとハイド。
絵本形式とはいえ、きっちり読める。 -
人の内面の考え方が面白かった
話の流れも、おっ!ここでおわり!?
ってなったけど、それ以上の必要がないんだなって。 -
★★★★☆
19世紀ロンドンの陰鬱とした空気の中で、ジキル博士にせまる狂気。
ときどき差し込まれるペン画が怖い
(まっきー) -
2013年2月8日
<L’ETRANGE CAS DU DOCTEUR JEKYLL ET DE MONSIEUR HYDE>
ブックデザイン/鳥井和昌 -
絵本の形式なので読みやすい。
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愛蔵版 世界の名作絵本~弁護士アスタンは長年の友人ジキル氏の遺言に記されている受取人のハイド氏がとんでもない悪人だと知り,忠告するが受け入れられない。国会議員が殴り殺される事件が起きて,ジキル博士の杖が凶器として使われたことを知るが,アジトからハイドは消えており,手掛かりはない。共通の友人である医師が急死し,ジキル博士の使用人が急を告げて駆けつけた研究室にはハイドの死体と,アスタンに宛てたジキル博士の手紙が残されていた~読んだような気になっていたけど,読んでいないかもね。宝島と同じ作者。二重人格といえばジキルとハイドだよね
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絵が、凄く、良い。
『ジキル&ハイド』という作品自体は勿論有名であるし、
脚本や映像、日本語訳だけ考えたって何パターンも出ているだろうと思うが、
「この話」を「この絵」で「この大きさ」で「演出」したという点が、凄い。
タイトルに「愛蔵版 世界の名作絵本」と銘打たれているように、
この本の趣旨は「世界の名作」を「絵本」として「愛蔵」することにあるわけで、
原作との差異がどうとか純粋に文章を楽しみたいとか言う人にはオススメできないが、
絵と物語のコラボをひとつの世界としてぞくぞくわくわくしたいという人には太鼓判。
冬の英国の冷たく湿った空気感や、登場人物の高貴さと俗っぽさが、
シンプルな文章ととんでもない深さを秘めた絵から、
なんというかコクのある月光のように心に射しこんでくる。
鋭利なナイフを持った美しい幽霊のように、
ページからすぅっと気配が立ち昇ってくる。
異空間への旅だ。
カラーの絵も素晴らしいが、章段の合間にすっと挿入されるペン画のたたずまいも絶品。
大人のための、漆黒のエンターティメントだ。 -
絵本仕立て 入門書。