ちいさなはくさい (にじいろえほん)

制作 : ほてはま たかし 
  • 小峰書店 (2013年4月1日発売)
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  • レビュー :9
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784338261104

ちいさなはくさい (にじいろえほん)の感想・レビュー・書評

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  • 2014年お気に入り絵本。
    工藤直子さんらしい絵本です。
    文章のリズム、そして白菜、それも小さな白菜に注ぐ眼差しのなんと優しいこと。
    孤独なのに温かい。与えられた境遇に不満を持たず抗いもせず、常に少し先の未来に向かって前を見つめている…書きながら、まさに子ども達と同じではないかと気付きました。
    読んだ後も、ちいさなはくさいのかわいい体操の唄が、いつまでも耳の奥に残ります。
    保手浜孝(ほてはまたかし)さんの絵も、こっくりとした色合いで大好き。追いかけたいです。

  • 白菜畑のすぐ近くに1本の古い柿の木が立っていた。
    畑では大きな白菜がたくさんなっていたけれど、1つだけ畑から外れて育った小さな白菜があった。
    小さな白菜はみんなは大きいのに自分だけ小さい、としょんぼりする。
    柿の木のアドバイスを受けて小さな白菜は大きくなるように体操をしてみる。
    畑の野菜は大部分が収穫されていったけれど、小さな白菜は収穫されなかった。
    物知りの柿の木は収穫された白菜は市場へ行くことを教える。
    小さな白菜は他の残った白菜と同じように頭に白い紐を巻いて冬を越すことになった。
    農家の人も小さな白菜に冬を越して花をさかせろ、と言う。
    そうして、春になった。
    小さな白菜はもう小さな白菜ではなくなっていた。
    茎を伸ばして大きな黄色い花が高く咲いていた。
    ちょうちょが集まって来て周りは賑やかになっていたのだった。

    出荷されずに春を迎えた小さな白菜が周囲から外れてしまった子供を表しているようにも見える。
    市場には並ばないけれど、ちょうちょたちと自然の中で過ごすというまた別の幸せを手に入れた小さな白菜。

    作者は小さな村出身だったそうだ。
    それだからこそ出来た話なのだろう。

    白菜が冬を越える場合広がらないように紐でまとめるとは知らなかった。

  • あかちゃん白菜がじぶんはなにものかとか八百屋にいきたいとかあれこれ考え、おとなになった。
    花いっぱいでちょうちょと遊びながら昔をおもいだしてつぶやくところがすき。

    C8797

  • ほんわか。

  • 八百屋さんに行きたくて、大きくなることを願った小さなはくさい君の一生懸命さが可愛い。思いと違った道を歩んだけど、それも素敵な道でしたね。

  • 娘4歳6ヶ月、息子1歳9ヶ月時図書館にて借り

    切ないけど、ほんわか。
    何がしあわせなのか、人によって違う。
    娘は、さみしいね、なのか、よかったね、なのか、わからない。と。

  • 柿の木におしえてもらいながらそだっていく畑からはみだしたはくさいのこの姿に心癒されます。

  • これくらいの擬人化なら許せる…というかはくさい可愛い。

  • 6分☆

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