なまえのないねこ

著者 :
  • 小峰書店
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本棚登録 : 442
レビュー : 53
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784338261333

作品紹介・あらすじ

商店街で暮らす1ぴきの野良猫は、八百屋や書店、パン屋などの猫が持つ「名前」に憧れている。お寺の猫に「自分で名前をつければ」と言われ、名前を探すことに。野良猫が見つけた「ほんとうに欲しかったもの」とは?

感想・レビュー・書評

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  • 名前を探す猫に切なくあたたかい気持ちになる。
    猫たちの表情も愛嬌があって良い。

  • 町田尚子 個展「なまえのないねこ」
    絵本原画展のみ会期延長:23日(木)~26日(日)12時~19時
    【URESICA】ウレシカ(SHOP & GALLERY)展覧会情報・地図・
    http://www.uresica.com/gallery.html#machidanaoko

    『なまえのないねこ』 Twitter & Instagramプレゼント企画「ウチのコなまえ大賞」開催中! - 小峰書店
    https://www.komineshoten.co.jp/oshirase/info.php?id=693

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    商店街で暮らす1ぴきの野良猫は、八百屋や書店、パン屋などの猫が持つ「名前」に憧れている。お寺の猫に「自分で名前をつければ」と言われ、名前を探すことに。野良猫が見つけた「ほんとうに欲しかったもの」とは?
    https://www.komineshoten.co.jp/search/info.php?isbn=9784338261333

  • とっても可愛いけどどこか寂しげな顔つきの猫の表紙絵。眼があってしまった猫好きにはもう手に取らないという選択肢はない訴え感(笑)

    表紙を開くとそこにはたくさんの猫たちがずらり。(犬も混じってたり)
    本文をめくっていけば、名前のある猫たちを羨ましそうに近くから、遠くから見つめる名前のない猫の姿が…どんどん切なくなる中、最後の方でベンチの下から覗き込んできた人間を見上げながら彼(彼女?)が気づくその表情と気づきがもうたまらない(泣)

    暖かい気持ちで物語を読み終えて奥付を更にめくると…そこにもまたニクイ仕掛けが。

    ストーリーもさることながら、絵の力を存分に感じさせられる一冊、そして猫好きは言わずもがな、そうでない方も心を捕まれる一冊です。

  • 美しく力強く、それでいて優しいタッチの絵。表紙の猫のグリーンの目に惹きつけられる。まるで場面の匂いまで感じられそうな、生命力あふれる絵本だ。
    短い文章ながら、確かなメッセージが込められている。
    世の中には、人をある枠組みの中に押し込める呼び名ある。良いものもあれば、悪いものもある。最近流行の、「発達障害」などは、その最たる例ではないだろうか。
    このような呼び名は、人の持つ表面的な特徴を捉えることはできても、ともすればその人の本質を見えなくしてしまう。
    人は誰しも、自分の名を読んで欲しい、自分を知って欲しいという思いを抱えている。そんなことを考えさせられた絵本だった。

  • とても心が温まる絵本
    表紙の猫が生きてるみたいに可愛い。
    どのページを開いてもこの猫ちゃんが色んなポーズで登場してくるので思わず笑みが溢れる。
    確か続編あったよな?

  • 私は感動してうるっとした。そう思うのだけれど、子どもの感じ方って不思議。

    いろんな名前のねこがいた。
    目が緑なのが不思議。
    最後の名前のつけ方がちょっと雑だと思った。
    他のネコがうらやましい。
    名前はつけられてよかったなあと思いました。
    元太の太は何の意味があるのか?
    ねこがかわいい。
    名前をつけられてよかったと思った。

    いい話やなあー。

    私の読み方がいけないのだろうか。子どもの経験がまだ浅いのだろうか。同じものを見ても、感じ方は斯くも違う。だから面白いのだろうけれど。さすがに少し不安になる。大丈夫なのだろうか。それでもいろんな読み聞かせに挑戦していかなければいけない。読書量は、以前、増えていかない。。。とても悲しい、ただそれだけ。

  • くつやさんのレオ、本屋さんのげんた、八百屋さんのチビ、お蕎麦屋さんのつきみ。
    みんな、名前をもっている。
    いいな。ぼくも なまえ ほしいな。

    大きな緑の瞳のキジトラが、街を歩く。
    じっとみている表情が昔、ウチにいたちびちゃんを思い出す。切ない。
    なでたい。なでたい。もしゃーっとしたい。

  • みんなが持っているもの、名前。
    自分だけが持っていないなんて。
    どれほど悲しいことか。
    だから、あのラストに気持ちがあふれてしまった。
    よかった、よかった。
    本当に大事なもんも、ほしいものに、気づけてよかった。

  • 竹下文子・文&町田尚子・絵「なまえのないねこ」、2019.4発行。ちいさいときは「こねこ」、大きくなってからは、ただの「ねこ」。街のねこたちは、みんな名前を持っている。「いいな。ぼくも名前欲しいな」名前を自分で考えながら、雨の降る日、ベンチの下にいると。女の子が「きれいなメロン色の目をしているね。おなか、すいてるの。おいで、メロン」。そうだ。わかった。欲しかったのは名前じゃないんだ。名前を呼んでくれる人なんだ!

  • 2020.03.23

    野良猫で名前がない、寂しい。
    でも本当は、名前を呼んでくれる誰かが欲しいんだ
    最後素敵な名前で呼ばれてよかったね

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著者プロフィール

竹下文子(たけした ふみこ)
1957年、福岡県生まれ。東京学芸大学で幼児教育を学び、在学中に童話集『星とトランペット』でデビュー。1995年に「黒ねこサンゴロウ」シリーズで、路傍の石幼少年文学賞を受賞。主な作品に『ちいさなおはなしやさんのおはなし』、『スプーン王子のぼうけん』、『ピン・ポン・バス』など多数。翻訳に『どうやって作るの? パンから電気まで』など。静岡県在住。

「2019年 『まじょのむすめワンナ・ビー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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