レイン: 雨を抱きしめて (Sunnyside Books)

制作 : Ann M. Martin  西本 かおる 
  • 小峰書店 (2016年10月25日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784338287111

作品紹介・あらすじ

クラスに馴染めず、父親ともうまくいかない〈アスペルガー症候群〉の少女・ローズにとって愛犬レインはたいせつなこころの支え。ところが街を巨大ハリケーンが襲った日、レインは行方不明になってしまう……。

レイン: 雨を抱きしめて (Sunnyside Books)の感想・レビュー・書評

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  • 最後はうるうるしながら読んだ。
    ローズは、アスペルガーをかかえた女の子。
    だから特有のこだわりとか、きまじめさがあるけど、それだけではなく、自分の気持ちや人の気持ちを深く考えたうえでとても勇気ある決断をする。そのあたりからもう涙だった。

    ローズの父親は、幼いころ自分の父親に虐待された人で、だから自分がそうなることは決してするまいと思っているけれど、似たくない相手に似てしまう悲しさか、酒飲みで、むすめのローズに対する理解も気遣いも不足している。

    でもその父親が最後にとった行動も、ローズと同じく、悲しみと勇気に満ちたものだった。

    その気持ちを考えるとなんかつらくなってしまうのだけど。

  • アスペルガーの女の子が主人公。
    女の子が悩み、葛藤し、数字にやたらと固執する描写がリアルだった。
    こういう、社会的な問題・課題を含んだお話は、海外モノのほうが進んでいる印象が強いのは何故なのだろいか。

    飼い犬のレインとの別れは悲しかったが、優しいおじさんのサポートを受けて主人公が幸せになれるよう、読後祈った。

  • アスペルガーをもった女の子が主人公の本。素数とルールと同音異義語がすきな子なんだけど、その子視点で話が進んでいくので文章がすごいわかりやすい!いつ、どこで何が起こったかを書かずにはいられないし省略せずに最初から全部書くので、頭の中で想像しやすくて整理しながら読めた!主人公の性格をうまく活かしてるな〜と感心しました。アスペルガーをあまり理解してくれない父親やクラスメイトだったり、その人たちの苛立ちや主人公の変わった行動をしっかり描写していてすごかったです。最後はちょっとかわいそうだったけど、一生懸命考えて出した決断なら仕方ないのかなって思います。人の気持ちを少し考えられるようになった主人公ローズの成長も嬉しくなる…!

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