ふしぎなコウモリガサ (なのだのノダちゃん)

著者 :
  • 小峰書店
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本棚登録 : 142
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (118ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784338295017

作品紹介・あらすじ

サキちゃんは雨の日の学校帰りに不思議な女の子に出会います。黒の帽子に黒マントの全身黒ずくめの女の子は、十字架が嫌いで、まっ黒が大好きっていうけれど、まるで…?! イラストいっぱいの楽しいお話。

感想・レビュー・書評

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  • 何だろう、いいなぁ、すごくいいなぁ。
    大きな事件が起きるわけではないのだけど(いや、吸血鬼のノダちゃんと出会うのだから大事件といえば大事件なんだけど)、胸が弾んだり、温まったり。
    サキちゃんとノダちゃんの自然な友達関係がとても良かった。
    絵もお話とぴったりでキュート。
    続きが楽しみ。

  •  語尾に「なのだ」をつけて喋るから、「ノダちゃん」というあだ名になった吸血鬼の女の子と、サキちゃんのお話。
     サキちゃんの一人称なのに、ですます調なのが最初は気になったけど、最後は違和感なくなった。
     ノダちゃん、かわいい…。

     てか、語尾が「なのだ」て、バカボンのパパ…。

  • サキは3年生。ある雨の日、真っ黒なコウモリガサをさした黒づくめの小さな女の子と出会いました。黒い服にマント、十字架がきらいで、コウモリガサときたら、本物のコウモリでできているのだ。
    ロムニア・クルトゥシュカラーチ・パパナッシュ17世と、なんとも長い名前を名乗るけど、会話のさいごに〜なのだ!〜のだ!って言うから、「のだちゃん」と呼ぶことにした。

    ノダちゃんはふしぎな女の子。どうやら、吸血鬼なのだ。
    でも、のんびりほんわか、
    はたこうしろうのイラストがかわいい低学年から読める楽しい物語。

  •  3年生のサキ。雨の日、黒ずくめの女の子がコウモリガサをさしてうずくまっていた。心配して話しかけると、その女の子は、カサに空いたコウモリの形のあなを指差し「コウモリがにげてしまったのだ!」と話す。サキがばんそうこうをばってんの形に貼ってあなをふさいであげると・・・。

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著者プロフィール

1983年、群馬県桐生市生まれ。東京大学教養学部卒業。『サナギの見る夢』(講談社)で第49回講談社児童文学新人賞佳作を受賞。『ミステリアス・セブンス―封印の七不思議』(岩崎書店)で第7回ジュニア冒険小説大賞を受賞。『カエルの歌姫』(講談社)で第45回日本児童文学者協会新人賞受賞。その他の作品に、『シンデレラウミウシの彼女』『スペシャルQトなぼくら』(講談社)、『給食アンサンブル』(光村図書出版)、『七不思議探偵アマデウス!」(静山社)、「ミッチの道ばたコレクション」シリーズ(偕成社)「なのだのノダちゃん」シリーズ(小峰書店)ほか多数。


「2023年 『YA!ジェンダーフリーアンソロジー TRUE Colors』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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