真田十勇士 1 参上、猿飛佐助

著者 :
  • 小峰書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784338297011

作品紹介・あらすじ

豊臣と徳川が最後の対決に突き進む乱世を舞台に、時代の波に翻弄されながらも果敢に立ち向かう真田幸村と、付き従う十人の家臣の活躍を描く!

感想・レビュー・書評

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  • 歴史に疎い私だが、児童書だからその辺分かりやすく簡潔に説明してあり、読みやすかった。
    さりげなく出てくる十勇士たち。みんなが揃って真田家に仕えるのかな?それとも、各々に活躍するのかな??
    一巻ではその辺の繋がりがよく分からなかったけど、二巻以降も楽しみ。

  • そういえば、真田十勇士の話は読んだことがないなあ、という軽い気持ちで手に取りました。表紙の絵が好みだったのもある。一巻は猿飛佐助の登場巻で、紹介巻という感じでした。物語はここから動くのかな?

  • 人を活かす忍者の伝説が、ここから始まる。

    真田十勇士は、わたしにとって、もしかしたら新撰組よりも、心躍るものかもしれない。描く人にとって、キャラクターがまったく違うけれど、心躍る存在であることは変わらない。この三部作もわくわくして読んだ。

    佐助は白雲斎という忍者に出会い、修行をつけてもらう。こうして忍者・猿飛佐助が誕生する。渡りの忍者・霧隠才蔵、クールな望月六郎と、明るい雰囲気の海野六郎、大柄な酒飲みの僧・青海と、華奢で気の強い伊佐、調子のいい鎌使いの由利鎌之介、真面目な穴山小助、海賊として生きる根津甚八。馴染みのあるメンバーに、新しい個性。この先は知っているけれど、でも、明るい気持ちで読める。こういうわくわく感を味わえる物語を、もっと知ってもらいたい。

  • 長男が図書館で借りてきた本。
    大河ドラマの真田丸を観ているので、外伝のような感じで楽しめた。

    関ヶ原の戦いの描写は、大人にはちょっと物足りないかなと思ったけれど、佐助と白雲斎が出会ったシーンや、書状を届ける際に襲われたシーンは面白くて、子供向けでもなかなか読み応えがあった。

  • 読みやすい。
    描写がわかりやすい。

    まだ途中ですのでまた改めて追記したいと思いますが、
    歴史書のような感じで読み始めましたがまったく歴史に詳しくないのにいろんな情報の断片的なものがくっついて気づいたらこの時代に詳しくなりそうな感じです。とても気に入っています。また読み進めたいと思います。

  • 遠田志帆さんの美麗なる装丁イラストと装画にため息が出ちゃう。

    まだ十勇士になる前の、それぞれの仲間たち。
    猿飛佐助を物語の中心にキャラクターはみな生き生きと鮮やか。
    これから仲間たちが集結していくのかと、ワクワク心が躍る。
    三好兄弟と鎌之介の場面ほんと良い…。

    二巻楽しみ。

  • おもしろくて、あっという間に読んじゃった。今まで読んでいた戦国の本は伝記が多かったんだけど、これは物語で、何がちがうのかよくわからないけど、とにかくおもしろかった。
    ぼくの一番好きな登場人物は、又吉。やさしくて、おもしろくて、佐助の初陣で戦死したけれど、真田のためにがんばっていたところがかっこいい。
    本多ただ勝に書じょうをとどけるとき、黒六郎が海に落っこちたところがドキドキした。もう死んじゃったかな。
    続きも読む。(小4)

  • 最近忍者が出てくる本を何冊か読んだので、有名な真田十勇士も挑戦することにした。
    文章は読みやすくてわかりやすい。複雑な戦国武将たちの関係も理解しやすい。
    主人公は少年時代の猿飛佐助だが、霧隠才蔵は佐助より年上なんだと驚いた。
    途中佐助が全く絡まないシーンがあったので、人物軸がいくつかあるみたい。
    またいつも冷静な望月六郎が海野六郎行方不明の連絡に動揺しているのが印象的だった。

  • 特に前半は非常に読みやすく、躍動感があって、アニメを見ているかのような自然さで楽しむことができました。決して軽すぎたりはせず、ちょうどよい、という感じがしました。中盤、三好清海入道らが出てきたシーンが、1巻だけ読んだ限りにおいては必然性がなく、蛇足という感じがしてしまい、そこでテンポが悪くなってしまったように私としては感じられましたが、2巻まで読んだ時にそのシーンの役割も再発見するのかもしれません。

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著者プロフィール

小前亮/1976年、島根県生まれ。東京大学大学院修了。専攻は中央アジア・イスラーム史。2005年に歴史小説『李世民』(講談社)でデビュー。著作に『賢帝と逆臣と 小説・三藩の乱』『劉裕 豪剣の皇帝』(講談社)、『蒼き狼の血脈』(文藝春秋)、『平家物語』『西郷隆盛』『星の旅人 伊能忠敬と伝説の怪魚』『渋沢栄一伝 日本の未来を変えた男』「真田十勇士」シリーズ(小峰書店)、「三国志」シリーズ(理論社 / 静山社ペガサス文庫)などがある。

「2023年 『三国志 5 赤壁の戦い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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