機械の力学

  • コロナ社
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感想 : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784339042733

作品紹介・あらすじ

本書は、力学・振動の基礎、モデル化、解析法、計測、データ処理法について簡明な具体例を挙げ、現象の物理的な解釈を述べている。特に、一般力学の基本原理を機械動力学的諸問題に適用し、問題解決のプロセスを詳しく述べ、現象を確実に理解できるように配慮した。

感想・レビュー・書評

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  • 筑波大学名誉教授、松井剛一 著。
    筑波大学の授業科目「振動工学Ⅱ」の教科書。
    線形振動の決定版。

    理論モード解析が詳しく丁寧に解説されており、「振動工学Ⅰ」の参考書にも最適である。(以前レビューした「機械工学体系 振動論」と比べると)基礎理論に的を絞り、そのぶん各項目が詳述され分野を問わず役に立つだろう。わずかではあるが非線形振動にも言及する。
    例題ごとに解法やグラフの表現法を変えて解説していて初学者には混乱しやすく、そのままでは解法の長所短所の比較ができない(自身で手を動かして確認する必要がある)が、そのぶんコンパクトに多数解法をまとめているとも言える。
    重要な用語や数式は太字で示す工夫がなされている。細かいことであるが、非線形系の重ね合せとかラプラス変換の伝達関数と周波数伝達関数との関係とか、他書では省略されがちなこともちゃんと断りを入れるなど、丁寧なところが良い。振動源としてエンジンの多気筒往復機構が詳解されているのも特長である。

    目次
    1.力学の基礎
    ○振動
    2.基礎
    3.1自由度系
    4.2自由度系および多自由度系
    5.連続体
    6.自励振動と安定性
    7.機械系の運動と力学
    8.計測と解析
    9.不規則振動

  • 20100401

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