医療従事者のための基礎物理学

  • コロナ社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784339066708

作品紹介・あらすじ

【読者対象】
医学における現象を物理学の視点から解き明かしたい医師、医療従事者、そしてそれを目指す志望者を対象にした一冊です。

【書籍の特徴】
医学の奥深さを探求する際、物理学は欠かせない要素です。なぜならば、すべての現象は物体やエネルギーの作用によって生じるからです。本書では物理学の理論を織り交ぜながら、医療の現場で起こる様々な現象や医療機器の原理を解説しています。高校物理の基礎から応用までを丁寧に解説し、数式も分かりやすく提示しています。また、日常の身近な事象から医療技術までを取り上げ、物理学の応用範囲を幅広く示しています。索引に数式を組み込むなどの工夫を凝らし、高校物理を学んだ人にも学んでいない人にも役に立つ一冊にしました。

【内容】
「なぜエアバッグは怪我を防ぐのか?」「骨折や感電のメカニズムは?」「MRIや電気メスの原理はどうなっているのか?」本書ではこれらの疑問に答えながら、医療現場で役立つ物理学の知識を提供しています。医学分野における物理学の重要性を体感し、その応用の幅広さを実感できる一冊です。興味のあるテーマから読み始めることもでき、学習教材としても優れた利用価値があります。
医療従事者やそれを目指す学生、物理学に興味のある一般読者にとって、本書は理論と実践を融合させた貴重な一冊となることでしょう。

感想・レビュー・書評

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  • 9月新着
    東京大学医学図書館の所蔵情報
    https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2003704593

  • コロナ社読者モニターレビュー全文へのリンク
    https://www.coronasha.co.jp/np/resrcs/review.html?goods_id=8161

    【 からあげ 様(業界・専門分野:制御工学、強化学習)】
    掲載日:2024/05/07
    本書は医療従事者の方が普段使用される機器などについて、物理学の観点からその背景を説明するものです。
    各章ではまずそれぞれの基本的な内容からはじまり、おおむね章末で「医療従事者の方が関わる具体的な例」を示しています。例えば、波の章ではその基本的な内容を説明したのちにドップラー効果に触れ、救急車の音と「ドップラー血流計」について述べています。
    本書では当然数式での説明もなされていますが、あまり難しい印象は受けませんでした。丁寧な語り口で微細にわたって説明がなされており、また図での説明も多いため数学・物理学が苦手な方でもとっつきやすいように感じます。医療従事者の方だけでなく、物理学を学びたい学生の方などにもおすすめできる書籍だと感じました。

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