- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784339077933
感想・レビュー・書評
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TEA-OPACへのリンクはこちら↓
https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00492317 -
京都大学の複数の先生方が共同で執筆された研究の手引書。大学院に進学し、研究をはじめたい学部生に向けて書かれた一冊。
内容は高度で、硬めの本ではあるが、わかりやすく書かれており、これ一冊で研究者に必要な学習姿勢と方法については網羅可能。
文理を問わず使用でき、論文投稿や査読システムについての解説も有り。大学院に興味のある学部生や、論文を書く大学院生の頭の整理にオススメ。
(サポートスタッフ 文学・D2)
▼名古屋大学附属図書館の所蔵情報はこちら
https://nagoya-m-opac.nul.nagoya-u.ac.jp/webopac/WB03085787
※2017年7月~、図書館職員が「大学生として身につけるべき学びの作法」をテーマに使用。 -
2013年11月~ 企画コーナーにて展示中
越谷OPAC : http://kopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1000825329 -
研究という行為の暗黙知である部分が見事に明示されて形式知となっている。大学生になったら一読を勧める。
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2011 11/18パワー・ブラウジング。筑波大学図書館情報学図書館で借りた。
共同研究者の古賀先生が執筆に参加されている、ということで手に取った本。
京大の先生が1年生向けに書いた、というもの。
タイトルから「研究ベース学習」という学習手法を提唱・実例を示すような本かと思っていたのだが、中身は科学とは何かから始まり、実際の研究手法やその成果発表の方法等について述べていく、かなり硬めの(なるほど京大だ!)初年次教育・研究者教育の教科書的な本。
なので中身自体はD2として既知でないと困る部分が多いわけだが、一方でこの内容を授業として学部生に対し、体系的にやっていたというのはとても面白い(なにせ査読論文の書き方や査読結果の解釈の仕方等まで説明がある!)。
そういう意味では、むしろ付録でついている京大での実施例についての話が気になるので、っそちをより詳述した本・論文もあれば読みたいし、なければ書いていただきたい、とか思ったり。 -
研究の科学的方法、データの収集・分析、学術文献の探索・評価(図書館での探索含む)、論文執筆・研究発表についてとても丁寧に解説されています。論文をこれから書こうとする学生さんたちに是非一度読んでもらいたい1冊です。