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Amazon.co.jp ・本 (512ページ) / ISBN・EAN: 9784339082258
感想・レビュー・書評
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都市基盤構造振動解析学[Engineering Structural Dynamics]
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振動の基本原理と測定技術がまとまった教科書で,1冊で完結できるような構成。振動工学および制御工学の知識があるとスムーズに読み進められる。
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15年ほど前に、CAEの振動解析の業務を始めた頃に買った本。多分、振動関係の仕事をしている人にとっては、非常に有用な一冊だと思う。本書は入門ということだが、「モード解析」という本も併せて読むと良いのかもしれない。
自分は3章まで読んで、時々業務の関係で参考にしていた。新型コロナウィルスの関係で自宅待機になってから、手をつけていなかった4章以降も読んでみた。業務経験としては実験の経験はなく、また興味もどちらかといえば薄かったので手をつけていなかったのだが、読み始めると結構面白く、内容もわかりやすく書かれているので楽しく読めた。また、信号処理を通してフーリエ解析の復習ができたり、実験と解析でのモード同定の違いがわかり、振動解析をやる上で非常に役にたった。
初心者でも読みやすいと思うし、重要な数学などは付録としてまとめられているので、使いやすいテキストだと思う。
入門とはいえ、これからも参考にできる一冊だ。
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