談志 最後の落語論

著者 :
  • 梧桐書院
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本棚登録 : 250
感想 : 31
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784340100002

作品紹介・あらすじ

落語立川流家元立川談志、希代の天才落語家にして、落語を愛してやまない落語ファン。「落語とは何か」という問いに答えた唯一の落語家にして、手抜きとマンネリを許さない激辛口の落語評論家。「落語とは、人間の業の肯定である」という名言から25年。深化を続ける落語愛で書きつくした読む者の魂を揺さぶる名作!「談志 最後の三部作」第一弾!

感想・レビュー・書評

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  • タイトルは『談志最後の落語論』ですが、この本には我々が求めているような、落語に関する答えは書かれていません。

    読み手も、ある程度落語に触れていないとわからない内容になっているでしょう。

    『火焔太鼓』がどんな噺か。『黄金餅』における「人間の業の肯定」とは。

    そう書いている私もまだまだ落語には浅いですが、談志の落語から、落語は『厩火事』のような教訓を教えるものではなく、もっと「人間の不可解な部分」を追求するものだと知りました。

    「不可解な部分」をひとつの噺にする。これは落語にしかできないことです。


    そして談志が死んでしまった今、我々は落語とどのように向き合うべきか。そのヒントを談志は教えています。

  • 新しいけど古い。鼻っ柱は強いが伝統を何よりも大切にする矛盾した談志家元。シャイですねえ。

  • ひさびさによんだ

  • ファンでなければ面白くもなんともないだろうが、これを買う時点で興味があるのだから、そういう人向けの一冊

  • いみじくも本人が語っているように「遺言」になってしまうのだろうか。

    何故、松岡正剛は首相にこれを勧めたのだろ?

  • "書店で見かけて購入した。落語に興味も出てきたので、一度見に行きたいなぁと思っている素人には、ちょっと難しい本だった。落語界の大御所?の名前がいっぱい出てくるが、誰が誰でどんな感じなのかはさっぱりわからないので、談志さんが伝えようとしているニュアンスを受け取れない。まぁ気楽に落語を楽しめるところがあれば、世の中捨てたものではない。肩肘張らずに。
    ただ、なるほどと感じさせるものもあって、楽しめる本だった。"

  • 落語をもっと知ってから読みたい。
    2014.2.21

  •  これで最後か。

     読む人は家元のファンばかりだろうから、当然「現代落語論」も「新釈落語咄」も読んでる人だろう。ということは、「あー、終わんなかった」という感想を持つ人が少なくないと思うのです。結局攻めきれなかったか、と。

     で、問題は、この続きを誰が書くのか、だと思うわけです。
     家元の落語論を踏襲していれば、誰が、どう書いてもいいと思うのです。
     5年以内に10人くらいが続きを書いて、20年後に誰のロジックが残っているかとか、そういう判断でいいのではないかしら。

     なんかこうー。
     「行き詰まった文芸批評を記号学からのアプローチでみんな掻っ攫っていっちゃった」みたいな事態になるんではないかと、ちょっと思ったりしている。

  • 80%くらいは、談志のぼやき。落語にもう少し詳しくならないとなかなか理解できるものではないのかも。

  • (要チラ見!)

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著者プロフィール

立川談志

一九三六年東京生まれ。五二年、高校を中退して五代目柳家小さんに入門。芸名小よし、小ゑんを経て、六三年に真打昇進、七代目立川談志を襲名。七一年、参議院議員に当選、沖縄開発庁政務次官等を務める。八三年、落語協会を脱退し、落語立川流を創設、家元となる。著書に『現代落語論』『談志楽屋噺』『新釈落語咄』など多数。二〇一一年没。

「2021年 『作家と家元』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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