談志 最後の落語論

  • 梧桐書院 (2009年11月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784340100002

感想・レビュー・書評

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  • #3616ー14ー47

  • ファンでなければ面白くもなんともないだろうが、これを買う時点で興味があるのだから、そういう人向けの一冊

  • タイトルは『談志最後の落語論』ですが、この本には我々が求めているような、落語に関する答えは書かれていません。

    読み手も、ある程度落語に触れていないとわからない内容になっているでしょう。

    『火焔太鼓』がどんな噺か。『黄金餅』における「人間の業の肯定」とは。

    そう書いている私もまだまだ落語には浅いですが、談志の落語から、落語は『厩火事』のような教訓を教えるものではなく、もっと「人間の不可解な部分」を追求するものだと知りました。

    「不可解な部分」をひとつの噺にする。これは落語にしかできないことです。


    そして談志が死んでしまった今、我々は落語とどのように向き合うべきか。そのヒントを談志は教えています。

  • 新しいけど古い。鼻っ柱は強いが伝統を何よりも大切にする矛盾した談志家元。シャイですねえ。

  • ひさびさによんだ

  • "書店で見かけて購入した。落語に興味も出てきたので、一度見に行きたいなぁと思っている素人には、ちょっと難しい本だった。落語界の大御所?の名前がいっぱい出てくるが、誰が誰でどんな感じなのかはさっぱりわからないので、談志さんが伝えようとしているニュアンスを受け取れない。まぁ気楽に落語を楽しめるところがあれば、世の中捨てたものではない。肩肘張らずに。
    ただ、なるほどと感じさせるものもあって、楽しめる本だった。"

  • 50
    途中まで前読んでて、最近途中から読み返した。

    エロ講談が面白かった。

  • 落語をもっと知ってから読みたい。
    2014.2.21

  •  これで最後か。

     読む人は家元のファンばかりだろうから、当然「現代落語論」も「新釈落語咄」も読んでる人だろう。ということは、「あー、終わんなかった」という感想を持つ人が少なくないと思うのです。結局攻めきれなかったか、と。

     で、問題は、この続きを誰が書くのか、だと思うわけです。
     家元の落語論を踏襲していれば、誰が、どう書いてもいいと思うのです。
     5年以内に10人くらいが続きを書いて、20年後に誰のロジックが残っているかとか、そういう判断でいいのではないかしら。

     なんかこうー。
     「行き詰まった文芸批評を記号学からのアプローチでみんな掻っ攫っていっちゃった」みたいな事態になるんではないかと、ちょっと思ったりしている。

  • 80%くらいは、談志のぼやき。落語にもう少し詳しくならないとなかなか理解できるものではないのかも。

  • (要チラ見!)

  • 友達の結婚披露パーティ兼本の交換会で当たった本。

    僕は談志をほとんど知らない。
    寄席も行ったことがない。
    だから言っていることの半分も理解できていないんだと思う。

    でも落語というもの、人間の「業」、「自我」、「非常識」。そして何より「談志」。
    その「匂い」は感じ取れたんじゃないかと。

    「談志 最後の三部作」第一弾!
    らしいんだけど、続きは買うべきか...

  • 落語論というか、落語感、落語観か。寄席にまで蔓延する、悪しき常識。当たり前の事は真っ当だがつまんねぇ、と。有難がって読むもんじゃないが、読めば落語が少しは分かる。
    家元はいいよ、向こうには江戸がある。また、落語が寄席で演れる。

  • 談志の落語論もある程度読んできたが集大成といってよい。業の肯定、非常識の肯定、イリュージョンまでは理解できるが狂気までは行き過ぎ、考えすぎではなかろうか。亡くなった後の番組の志の輔との対談でお前も狂気に近づくと話していたがそこまでは…

  • もっと早く意識すべきだったひと、いっぱいいらっしゃると思います。これで、本当の落語家がいなくなるわと、本人はいうでしょうね。芝浜が見れただけがせめてもの救いか〜 本当に寂しい限りです。 ご冥福をお祈りいたします。

  • 落語とは、人間の業の肯定である
    業とは、好奇心

    落語とは、非常識の肯定

    文明ー常識 エジソン 文化ー非常識 スポーツ、娯楽

    人情噺 常識的なもの 親子はやっぱり一緒がいいね 主人と番頭の関係はこうでなくては 円生 芝浜、子別れ、
    滑稽噺
    非常識を主に語って笑いにする 志ん生

    正面切っての反常識は許されない→ロシアジョーク

    与太郎 落語的視点 生産性がない

  • 立川談志の落語愛と落語魂がヒシヒシと伝わってくる。

    「俺がいるから客がいるのだ」と言ってのける生き様はかっこいい。

    そして、歴代の名人達に関しての考察も凄く面白い。

    三語楼の落語を聞いてみたくなった。

  • 談志の芝浜を聴けないので、これを読みながら大晦日を過ごした。
    本当は、今年、談志は芝浜をやったけれど、
    私は、今の談志の芝浜は、怖くてもう聴けないから、
    だから、こころの中の談志に語ってもらうために、これを読んでいた。

  • ほんとに最後になるかもしれないと思って本書を購入。やっぱり談志は面白い。

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著者プロフィール

落語家、落語立川流創設者。1936年、東京に生まれる。本名、松岡克由。16歳で五代目柳家小さんに入門、前座名「小よし」を経て、18歳で二つ目となり「小ゑん」。27歳で真打ちに昇進し、「五代目立川談志」を襲名する。1971年、参議院議員選挙に出馬し、全国区で当選、1977年まで国会議員をつとめる。1983年、真打ち制度などをめぐって落語協会と対立し、脱会。落語立川流を創設し、家元となる。2011年11月逝去(享年75)。

著書には『現代落語論』(三一新書)、『談志百選』『談志人生全集』全3巻、『立川談志遺言大全集』全14巻(以上、講談社)、『談志絶倒 昭和落語家伝』(大和書房)、『談志 最後の落語論』『談志 最後の根多帳』『立川談志自伝 狂気ありて』(以上、ちくま文庫)、『談志が遺した落語論』『江戸の風』(以上、dZERO)などがある。

「2021年 『談志の日記1953 17歳の青春』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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