談志 最後の根多帳 (談志最後の三部作 第二弾)

著者 :
  • 梧桐書院
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本棚登録 : 81
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784340100019

作品紹介・あらすじ

「談志 最後の三部作」の第二弾。「談志落語」の粋を一冊に凝縮!談志落語の創作プロセス、ネタ選びの基準を解説し、また、名演とされる近年の「伝説の高座」を再現。さらに、巻頭のカラー口絵には未公開の高座写真を、巻末には談志のネタ一覧を収載したファン垂涎の作品です。

感想・レビュー・書評

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  • 家元のネタは200以上あるのに、意外にオオネタもやっていないのですね。それも、圓生、文楽、小さん、志ん生、志ん朝らへの配慮から。下ネタや障害者をネタにしたのも嫌がったというのも意外というか、やはりというか。こういう矛盾を飲み込めるところがすごいです。

  • 2010年4月26日、初、並、帯付
    2015年5月2日、新潟寺尾前通BF

  • ustreamから目が離せない。こんな時こそ落語をと思い本を手に取るがまったく頭に入らない。家元、何か言葉を下さい。落語を聞いて笑いましょう。笑いましょう。

  •  二人旅のババアと近所づきあいをしたい。

  • (欲しい!)

  • 講談社文庫の興津要編『古典落語』は全巻揃いで持っているが、その目次を繰っているような談志のレパートリーの広さである。持ちネタばかりでなく、やらない噺のリストとその理由も載っていて、これがまた興味深い。つまらない、くだらない、というのはもちろんだが、志ん生、文楽、三木助、円生、小さんという大看板の「一手販売」には手を出さずという潔さは古典を敬愛しこだわり続けたこの人の落語論そのものだ。
    後半部には終生追求し続けた十八番の高座での決定稿が連なる。「粗忽長屋」は「主観長屋」だという理屈はまるでジャック・ラカンの鏡像理論だし、「鉄拐」の“表と中”にも心理学的な題材が垣間見える。登場人物が勝手に生き始めるという即興芸の極致「居残り佐平次」や、最高傑作「芝浜」の深み。
    チャンチャカチャンな生涯は、自己の思索への挑戦というもっとも困難な闘争からけっして足を洗わなかった粋人にのみ許されたものだ。
    …… 売春婦の家へ行ったら、大学の卒業証書が何枚も壁に貼ってあった。ハーバード大学、コロンビア大学等々、いくつもの大学やら、大学院やらを終了している。
    「これだけのキャリアを持っているのに、あなたはなぜ売春婦をしてるんですか?」
    「運がよかったのね」

  • 談志大全・上DVDを見ていると、一層楽しめます。

  • 「イリュージョンをぶちこんだ」落語のおもしろさは、文字を読んだだけじゃ分からない!
    談志師匠の落語聴きにいきたいなぁ。
    最近の談志師匠の落語では、『二人旅』がつぼに入りました。

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著者プロフィール

落語家、落語立川流家元。1936年、東京に生まれる。本名、松岡克由。小学生のころから寄席に通い落語に熱中する。16歳で五代目柳家小さんに入門、前座名「小よし」を経て18歳で二つ目となり「小ゑん」。27歳で真打ちに昇進し「五代目立川談志」を襲名する。1971年、参議院議員選挙に出馬し全国区で当選、1977年まで国会議員をつとめる。1983年、落語協会と対立し脱会、落語立川流を創設し家元となる。2011年11月21日、逝去。享年75。
著書には『現代落語論』(三一新書)、『談志百選』『談志人生全集』全三巻、『立川談志遺言大全集』全十四巻(以上、講談社)、『談志絶唱 昭和の歌謡曲』『談志絶倒 昭和落語家伝』(以上、大和書房)、『談志 最後の落語論』『談志 最後の根多帳』(以上、梧桐書院)、『立川談志自伝 狂気ありて』(亜紀書房)、『談志が遺した落語論』(dZERO)などがある。

「2018年 『江戸の風』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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