ディベート術入門 (ゴマブックス 683)

著者 :
  • ごま書房新社
3.10
  • (0)
  • (2)
  • (7)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 36
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784341016838

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 議論をすればあっという間に説得されて意見が180度変わってしまう今日この頃。
    相手の思考の速さについて行けず脳みそが処理オーバーでフリーズ。
    挙げ句の果てにメモるのも間に合わず議論した内容すら忘れてしまう始末。
    これはいかんだろうと思い、焼け石に水、のれんに腕押し、釈迦に説法(違)かもしれないですが、ちとディベートのプロは何をしているのか知ってみようと思い立ち、本書を読んでみました。

    色々いいことが書いてましたが、ちょっとディベートに対する認識違いを訂正されたのが大きかったです。
    本書を読む前にはディベートというのは口のうまさを競うものなのかと思ってたのですが、ディベートの勝敗を決めるのはほぼ事前に準備、つまり理論の構築の質次第ということです。
    結局本書の中で「会話の仕方」的な話はいっさい出てきませんでした。

  • ディベートと言えば、口先の言い回しや当意即妙な切り替えしなど、表面的な「頭の良さ」にばかり目が向けられがちだが、長年、競技ディベートに参加し続けている筆者によれば、どうやらそうした考えは間違いであるらしい。

    むしろ問題理解力・論理構成力・危機管理能力からなる「頭の強さ」が必要とされる。

    そしてもっとも大切なのは事前の準備とのこと。

    程度は違えど、下準備だけなら自分でも真似ができる。

    思考力の訓練として、日常でも意識していきたい。

  • 良かったが書かれたのが95なのがちょっと古い。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1977年北海道新聞社入社。釧路、千歳、旭川、札幌での勤務ののち東京支社で野党、平河(自民党)キャップを経て、宮沢、細川、羽田、村山政権で官邸・院内総括キャップ。北海道新聞社常務取締役(編集・制作・システム担当)、北海道新聞Hotmedia代表取締役社長などを歴任。共著に「北海道自立を考える」(北海道新聞社)など。論文に「地方分権なき『構造改革』」(「新聞研究」)など。日本記者クラブ会員、日本政治学会終身会員。北海道大学法学部卒。小樽市出身。

「2022年 『強い国より優しい国 元旭川市長・元内閣官房長官 五十嵐広三伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

北野宏明の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×