- Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784341016838
感想・レビュー・書評
-
議論をすればあっという間に説得されて意見が180度変わってしまう今日この頃。
相手の思考の速さについて行けず脳みそが処理オーバーでフリーズ。
挙げ句の果てにメモるのも間に合わず議論した内容すら忘れてしまう始末。
これはいかんだろうと思い、焼け石に水、のれんに腕押し、釈迦に説法(違)かもしれないですが、ちとディベートのプロは何をしているのか知ってみようと思い立ち、本書を読んでみました。
色々いいことが書いてましたが、ちょっとディベートに対する認識違いを訂正されたのが大きかったです。
本書を読む前にはディベートというのは口のうまさを競うものなのかと思ってたのですが、ディベートの勝敗を決めるのはほぼ事前に準備、つまり理論の構築の質次第ということです。
結局本書の中で「会話の仕方」的な話はいっさい出てきませんでした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ディベートと言えば、口先の言い回しや当意即妙な切り替えしなど、表面的な「頭の良さ」にばかり目が向けられがちだが、長年、競技ディベートに参加し続けている筆者によれば、どうやらそうした考えは間違いであるらしい。
むしろ問題理解力・論理構成力・危機管理能力からなる「頭の強さ」が必要とされる。
そしてもっとも大切なのは事前の準備とのこと。
程度は違えど、下準備だけなら自分でも真似ができる。
思考力の訓練として、日常でも意識していきたい。 -
良かったが書かれたのが95なのがちょっと古い。