誰も教えてくれない“老老地獄”を回避する方法 老親・配偶者が「あれっ?何か変だな」と思ったら

  • ごま書房新社 (2016年6月1日発売)
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本 ・本 (220ページ) / ISBN・EAN: 9784341086404

感想・レビュー・書評

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  • 著者はNPO法人二十四の瞳の理事長。社会福祉士。
    24時間電話相談もやっている。


    無理して自宅介護を続けることを考える母へ、施設に入れる罪悪感が少しでも軽くなるような言葉を探して読んだ本。

    考え方のひとつだと理解しているが、著者のはっきりした線引きに救われる思い。


    ・引用『要介護3で、ご自宅でお相手お相手をされていたとは、実際問題として無理だと思います。ご家族がつぶれてしまいます。』(p93)

    ・要介護度の問題ではなく、排泄が自立でできなくなったら在宅は無理。問題行動が出たら在宅では無理。(p94)

    ・うまく方向転換できるか、出来ないままに老老地獄のようなことになるかの差は紙一重(p110)

    ・排泄に介助が必要になったら自宅での介護はやめる。
     *排泄は食事風呂と違い、時間のコントロールがしずらい。家族は睡眠不足から精神不安に陥る。(p193)

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著者プロフィール

医療経営を革新する医業経営コンサルタントであり、シニアの生涯主役人生をフルサポートする社会福祉士でもある。
1961年、東京都出身。慶大卒。
IBM、NTTデータ経営研究所、複数の病医院、医療系メディアを経て、2018年、百寿グループ(株式会社百寿研、一般社団法人百寿コンシェルジュ協会、NPO二十四の瞳)を発足。
医療機関および介護事業者向けには、保険外サービスを積極的に受託している。
また、認定資格「百寿コンシェルジュ」を創設し、受託先の相談業務・啓発業務に携わるシニア援助のプロフェッショナルを育成に取り組んでいる。

「2022年 『目指すは!“かかりつけ医”より“かかりた医”でしょ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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