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本 ・本 / ISBN・EAN: 9784342625824
作品紹介・あらすじ
倭乱(秀吉の朝鮮侵攻)。飢えに泣き、病に苦しむ民衆…。激しく揺れる時代の坩堝の中で、内医院入りした許浚は恵民に徹する。完結の「補章」を付し、朝鮮の漢方医学を集大成した『東医宝鑑』誕生のドラマ。視聴率60%!!韓国で話題沸騰の大河ドラマがついに完結。
感想・レビュー・書評
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「許浚(ホジュン)」は17世紀に実在した御医(王の専属医)で朝鮮初の医学書『東方医鑑』を著した。17世紀で初なのも驚くが医者は李朝では卑賤とされた。パトロンなしにこの手の書物が成立しない。本書は若き許浚の姿と宮廷に入り『東方医鑑』を著す決意をするまでを描き、以降は未完に終わっている。それでも十分なほどの手ごたえがあり、内容もまた「壮烈」の一言に尽きる。こんな冷静な筆致ながら内容の熱い本はひさしぶりに読んだ。
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