大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編

著者 :
  • 桐原書店
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784342788789

感想・レビュー・書評

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  • TOEIC SWの勉強用として購入。エッセイの書き方が非常に分かりやすく、TOEIC SWだけでなく日常で人に説明する時等に有用だと思った。

  •  英作文では定評のある代ゼミ講師による自由英作文の書き方。はじめに自由英作文全般についての取り組み方や表現などについての解説があり、その後に賛成か反対かどちらかの立場に立って述べていくarguing essay、「あなたの打ち込んできたこと」など、ある物事について説明するexplaining essayなど、従来よくある型から始まって、要約問題、手紙・eメール問題まで、全部で30題近くの過去問について、簡単な考え方と解答例が載っている。
     まず「(指導者の側などに)妙に厳密に論理を信奉する人たちがいます。たとえば『食べ物がおいしくて気候がよいからイタリアが…』のようなことを自由英作文で書くと怒るような。」(p.iv)、とあり、「その短い時間で完璧な論理の答案を書くことなど、だれも期待はしていません。」(同)という部分が、印象的だった。そういうおれも何とか論理を大事にしようと思うし、ロジックを重ねていくのが自由英作文と思っていたので、そもそもその部分を追求するのはやめて、「『ソコソコ』読ませるものを書くことができれば、それで十分」(同)という姿勢が新鮮だった。イタリアの例はともかく、やっぱり説得力がないと、あるいは個人の感情(好きだから、嫌いだから)なんかが理由付けに書いてあると、いやそれは違うだろうと言ってしまう。この本で書かれている解答例は、これだけ書ければもちろん合格答案だし、変な論理もないように思えるが、じゃあ「ソコソコ」のレベルはどれくらいなのかが気になった。やっぱりとにかく書き始めるのではなく、始めに英語でメモする、というのは良いかもしれない。
     最後に、なんかこの本の英語は独特、というか気になった。やたらコンマが多い文章とか、a good opportunity in which you can learn about... (p.59)なんてちょっと違和感を感じるし(p.81ではa precious opportunity to learn about...となっているが)、ライティングでは結構andやbutやsoで文を始めると注意されるが、その辺は別にどうでもいいようだし(also的な感じで文頭にandを使う、みたいな話を遠い昔に聞いた記憶があるが、どうなんだろう)、「そして社会学的にも」And sociologically too, ...(p.135)とかもなんか舌足らずな感じがあり、その後all over the worldという繰り返されたり、といった色々な部分で、間違いじゃないんだろうけどなんかなあ、と思ってしまった。受験生のレベルに合わせている、ということなのだろうか。
     もっといろいろ自由英作文について勉強しないと、と思った1冊だった。(17/01/23) 

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