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- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784343007087
感想・レビュー・書評
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公式ファンブックのような内容でいわるる小説的な小説を期待していると肩透かしを食らってしまう。しかも誕生秘話とその周辺、「いまいち萌えない娘」の定義づけだけで「いまいち萌えない娘」そのものの話がない。例えばアニメのムックの後半のモノクロページの扱いで誕生秘話が掲載されているのであれば問題ないが、冒頭から「いまいち萌えない娘」ではない話では看板に偽りありと言わざるをえない。看板に偽りありという点では「いまいち萌えない娘」ではなく神戸新聞社の担当者にスポットが当たっているため「いまいち萌えない娘」の小説ではないともいえる。公式設定集の意図も含んでいるようなので、周辺情報を含むことはいいのだが、タイトルを見れば「いまいち萌えない娘」がいまいち萌えない活躍をする話を期待するのは当然であり、そういった話が一編ぐらい掲載されていても良かったと思う。さらに”オリジナル”の「いまいち萌えない娘」のカラーイラストが掲載されていない。あの微妙な色合いも「いまいち萌えない娘」の構成要素である以上、オリジナルのカラーイラストを掲載するのは当然である。
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いまいち萌えない娘の小説は、やっぱりいまいちでした。
著者と、いまいち萌えない娘のファンブックと思えば1300円は安い?
特に思い入れのある人以外は読まなくてもOKです。