ガンジス河でバタフライ

  • 幻冬舎
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本棚登録 : 201
レビュー : 43
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344000384

感想・レビュー・書評

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  • たかのさんの旅行記2冊目☆

    たかのさんが20歳のときにした初ひとり旅、「香港~シンガポール~マレーシア編」と、大学3年生のときにした次のひとり旅「インド編」とが入った一冊。

    もうびっくりするほどめっちゃ濃かった。
    インド人があらゆる意味ですごすぎる。
    インドを旅すると、すごくインドが好きになる人と、二度と行かないと思う人とに分かれるとよく言うが、なるほどそうなんだろうなぁと思う。
    バクシーシと言って延々とついてくる子供たち、突如荒野の真ん中で停車するバスと自由にくつろぐ乗客たち、夜行列車で真夜中に起こして写真を撮れというオッサンたち、ひとりでいるなんて危ないと本気で心配してくれるインドのお母さん。
    神様がどっぷりと生活に根差していて、ごちそうしたり家に泊めてくれたり、よくも悪くも旅行者に対する垣根は低い。
    ただ、たかのさんの「ダライ・ラマに恋して」を読んだとき、チベット仏教に感化され、「輪廻輪廻~♪」と思ったのに、インドの根深いカースト制の根底にも輪廻があって(前世の行いで今世のカーストになった→だから差別は当然だ、という)、こんな差別温存の理由になるくらいなら宗教なんてない方がいいなぁなんて思ったりも。。

    でも何に一番驚いたって、ガンジス川で水をがぷがぷ飲もうが、インド人も「やめとけ」という怪しげな屋台で何を食べようが、下痢になることはなかったという(むしろ便秘だったという)たかのさんの強靭な胃腸。
    「インドで下痢」は、水に気を付けていてもほとんどの人が経験する通過儀礼と聞くのに。
    睡眠時間が足りなかったり、朝にみかんを食べたりするだけで、そして海外ではミネラルウォーターを飲んでいても、絶対にお腹を壊す私とは体のつくりが違いすぎる!
    普通の人は、たかのさんのこの旅をなぞったら、100人中99人は下痢と脱水症状でぶっ倒れるんじゃないだろうか(笑)

    さらには、女ひとり旅で、男ばかりのドミトリーや駅のホームで爆睡し、まずい!と思いながらもなんでも平らげ、毎日カレー続きでも飽きることなく、誰にでも話しかけ打ち解け、インドの悪いおっさんを逆にやりこめるというその順応性の高さ。
    ひとり旅って、国内でも国外でも、「新たな自分発見☆」ということは誰にでも起こると思うが、私の場合、どんなに自分を探っても、たかのさんみたいな順応性は出てこないと思う(笑)

    全部がすごく強烈で、面白かった。
    “心がむちゃくちゃ喜んでいるのがわかる。自分の心が喜ぶことがわかるのは、世界中で私ひとりなんだ!”
    “私はもうリュックひとつで、世界中どこにだって行けるんだ!”
    いいなぁこの興奮。私も味わってみたい。

  • 特にインドを旅しているところが、楽しかった。でもたかのさんのキャラだからこそできる旅かな。うらやましい〜。

  • 著者の不安や喜びがありのままに書かれていて引き込まれた。
    なかなかできない体験ばかりで面白い。

  • 海外に行ってみたいけど、怖い…という人にぜひ読んで欲しい。

    著者は少々無防備すぎるような気がするけど、この本は間違いなく、不安がいっぱいで尻込みしてる背中をちょうど必要な強さで押してくれる1冊。

  • 自身の事を「小心者」と言う作者さんだけど、あのインドでこれだけのびのび旅ができるのだから凄いと思います♪でも…ニュースでも見かけますがインドはやはり難しい国ですね。呼ばれたら行きたいかなぁ。ニューヨークに一週間一人旅をしたことがありますが、トラブルハあれど、こんな温かな触れ合いは無かったなぁ。お国柄と私の個性ですね☆面白いエッセイでした。

  • インドについて知りたくて読んだからインド編が面白かった。行動力のなさとかコミュニケーション力のなさとか胃腸の弱さとかコンプレックス刺激されたけれど面白かった。
    幻冬舎らしい。

  • 面白かった

  • たかのてるこさんがもとから行動的で冒険が好きで…という訳ではなく、どちらかというと小心者であるということがとても意外でした。人はいつか死ぬと知って子どもの頃眠れなくなった経験(笑)が自分にもあったので、余計に親近感がわき、他にも色々な描写で、著者がより近く感じられました。自分も何かしよう!と思って夜だったのですが思わず掃除をしてしまいました(笑)時折読み直したくなる本だと思います。

  • 一人旅の魅力が詰まった本。でもさすがにガンジス川を泳ぐ勇気は無い。。。

  • こんな旅、してみたいなあ
    今までの旅といったら、ちゃんと計画たてて、「地球の歩き方」読んで観光客が行くところに行って、事前にホテル予約して・・・そんな旅ばかり。
    その日その日、どこに行くか決めない旅って、しかもそれをひとりで、なかなかできることではない・・・
    でもそれを実行してこそ、その国の本質が見えるのかもしれない。
    いい部分もいやな部分も、それをその国の魅力としてとらえられるかどうかはまた旅人の人間性がかかわってくる気がするけど。

    言葉が通じない、文化も宗教も違う。
    だけど生活しているのは同じ人間。新しい出会いの場だと思えば一人で怖いなんて感覚もなくなるのかしらー。
    もう一人旅でたすぎてうずうずしてきた。
    有休発生したらどこか行こう。

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