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本 ・本 (255ページ) / ISBN・EAN: 9784344000506
感想・レビュー・書評
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人はみな新しく生まれ変わる! テロリストから牧師へ、北アイルランドから神戸へ。元テロリストの過去を持つ牧師が、テロリスト時代の活動や刑務所暮らしの体験を語り、生きる意味を問う。
(2001年)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読書感想文で選んだ。キリスト教の考え方が多いので自分に合うかは人それぞれだけど感想は書きやすかったかなと思う。
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キリスト教の話が多いので、そこに興味を持てない人はやや退屈かもしれない。ただ自分が殺しそこねた人に殺されるのではないか、復習されるのではないかという恐怖は、相当なものだなと思った。信仰心はなくても、この恐怖だけでも、人を殺してはいけないと思った。また自分の膝を撃ち抜いた人を許す過程も感動した。
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著者の自伝です。「なぜ人を殺してはいけないのか」ということに直接言及しているのは1ページにも満たないので、このキャッチーなタイトルから期待した内容では無かったけど、読んで良かったとおもったので星4つ。
印象的なフレーズはP.221の「被害者は加害者を許せない限り、いつまでたっても被害者のままです。相手を許せない限り、被害は続くとも言えるのです。」この一文でこの一冊買って良かったと思いました。
また、上記のフレーズに関連したエピソードがP.223〜P.224にあります。 -
なぜ、人を殺してはいけないのですか。本書ではその答えをキリスト教のなかに見出しています。つまり仏教徒にはその答えは得られません。仏教的にいうなら、人を殺したりすると次は畜生に生まれ変わるよ、という感覚でしょうか?■中盤以降はえんえんとキリスト教の話が続くので、その辺をわかった上で読まないと、ものすごく退屈な本になります。
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15歳でテロ組織に入り、数々の闘争に参加。収監後、神に目覚め宣教師として来日。少年院・刑務所等で生きることの意味を問い続ける。いじめ、孤独、暴力…自らの体験をもとに綴る感動の書。
うん。
人間、挫折や悲しみなどのおかげで成長したり、本当の意味でのやさしさとかが生まれる部分もあるような気がします。
なんでも順調にいってしまうのも、よくないところがあるのでしょうね♪ -
少年時北アイルランドの組織IRAに対抗するため、テロリスト組織UVFに入った著者は、
16才のとき双子の弟とともに拉致され両膝を撃ち抜かれる…
キリスト教と出会い、牧師となり日本にきた彼の自伝。
衝撃的なタイトルに引かれて手にとった本。
内容は後半から宗教すぎてしまいちょっと微妙
あとイギリスと日本を比べすぎ日本が一番合うっていってる割には…。
でもアイルランド問題は興味があったしテロリストという境遇になったことのある著者の意見は凄く参考になった。
戦いを終わらせるためには『赦すこと』これは間違いないと思った
ただし内容にタイトルがそぐわない
期待してたものとは違いました
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アイルランドという国のこと、また北アイルランドの問題の経緯も勉強できる本。とても分かりやすく、簡単な言葉で書かれていて理解しやすかった。著者はキリスト教で、やっぱり神道や仏教に親しんでいる私たちとは考え方が違うなって思うところもあるけれど、その前にできるだけ多くの人に人として救われてほしい、そう思う彼の気持ちに感動した。人って変われるんだな。
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作者自身地獄のような人生から立ち直った経験があるから、一つ一つの言葉に説得力がある。信仰は時にとてつもない力で私達を支えてくれるのだと思った。