鬼子母神

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 35
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (441ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344000520

作品紹介・あらすじ

工藤公恵は都内の保健センターに勤める三十四歳の保健婦。ある日、公恵の勤務先に渡井敦子という若い母親から異常な電話がかかってきた。ただならぬ様子を察し、同僚とともに駆けつけた公恵が目にしたものは、敦子の三歳になる長女・弥音が血まみれとなった姿だった。幼児虐待-そう直観した公恵は渡井親子を注意深く見守り続けるが、しだいに想像を遙かに超えた虐待の真相が明らかになっていった…。急速に壊れゆく母子の絆。なぜ母は我が子を虐げてしまうのか…?平凡な家庭に潜む地獄図を描いた問題作!第1回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞作。

感想・レビュー・書評

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  • 保健センターに勤める主人公が以前センターで診療を受けた親子の母からただならぬ電話を受ける。その親子の住む家に駆けつけると、母親は放心状態、子供は血まみれの状態だった。。。

    児童虐待がテーマのサスペンス。第一回ホラーサスペンス大賞特別賞。専門用語が多かったり、いきなり妄想の描写になったり、読むのにかなり時間がかかりました。

  • 代理によるミュンヒハウゼン症候群の話
    と最初から知って読むと面白くなかった…。

  • おもくらい。あんまり気持ちのいいもんじゃない。

  • 多分、こういうオチなんだろうなーと思った通りでした。
    知識としてあると怖くないけれど、
    知らないと怖いかも。

  • 緑の菌が怖い

  • 背後からじわじわと何かが迫ってくるような、そんな怖さです。

  • 驚くような新鮮さはなかった。鬼子母神の鬼に角がないとはどういうことか。

  • 保健婦、工藤公恵が主人公。
    保健婦として巡り合った幼児虐待にまつわる物語である。
    が、しかし、それだけではない。
    公恵自身も深く暗いものを抱えているのだった。

    結局、解決されたことは何もないに等しく、残された弥音の将来も、公恵自身の問題も混沌としたままである。
    ただ、公恵の心のどこかに ほんのひとすじ光が差しかけているように思えることだけが救いと言えるだろうか。

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著者プロフィール

1956年静岡県生まれ。明治大学政治経済学部卒。94年「褐色の標的」で第7回日本推理サスペンス大賞、2001年『鬼子母神』で第1回ホラーサスペンス大賞特別賞、10年「随監」で第63回日本推理作家協会賞短篇部門受賞。近年、警察小説の名手として注目を浴びる。近刊に『広域指定』『伴連れ』『侵食捜査』など。

「2017年 『虹の不在 第Ⅱ捜査官』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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