- Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344001558
感想・レビュー・書評
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個性的な五人の共同生活をのぞいている感じがページをめくる勢いを掻き立てます。
ラストは意外すぎて。。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
不思議な5人の共同生活
最後伏線回収されてておもしろかった! -
2022.12.10読了
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ラストに2度驚くと触れ込みアリで期待して読むと、ああ、なるほどそんなもんかと思ってしまうけど。
それ以上に、登場人物一人一人の心理描写や科白が胸にきます。特に「みんなが知ってるサトルなんて、誰も知らないんだよ。そんな奴、この世には存在しないの。」 -
不思議な感じで面白いのだが、終わり2人には共感できなくて、意味がわからない。終わり方も、何これ、で終わった。
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おっ、オチはこれでいいの?!
オチには期待せずに読んだほうがいいかもしれない。。。
同じ一室に住む男女の物語。それぞれにいろいろな事情があって、けど重くなることはなく、割と淡々と進んでいく感じ「あ、こういう人いそうだなぁ」っていう雰囲気が好きで読み進めました。オチだけが気に入らなかったけれど。
恋愛だったり、仕事だったり、趣味だったり、何か人には言えないものをもっていて、同じ一室に住んで、相手のいろいろがわかっていても言うことはできない。そんな人たちのお話で、今はやり?のシェアハウスの先駆けみたいな感じがする。結局は他人なんですよーみたいな。。
パレードという題名が読んだ後、シュールに感じる。オチは置いといて、結構好きなお話でした。 -
眼下に旧甲州街道を見下ろす2LDKのマンションで共同生活をする4人の男女。
現在下北沢のメキシコ料理店でバイト中の良一は、なんとなくズルズルと日々を過ごしているH大3年生。琴ちゃんこと、琴美はかつての恋人を追って上京、今は俳優となった「彼」からの連絡を待つだけの毎日。雑貨屋店長&自称イラストレーターの未来は、お酒が大好きで飲み歩いてばかり…。そして映画配給会社に勤め、ストイックな生き方に徹する直樹は、そんな3人のお守役。
リビングを共有しながら(1日留守番の琴美が殆ど占有しているが…)、男部屋、女部屋に寝泊りする男女4人。それぞれの心地よさを求めて、つかず離れず、それぞれの「自分」を演じていく…そんな4人の前に新たな住人サトルが現れて…
映画のチラシを手にしてから読んだので、今回は勝手にキャスティングをあきらめ、キャストを登場人物にあてはめて読んでみました。
互いに、思うところはありながらも、共同生活を続けていく主人公たち。良介⇒琴美⇒未来⇒サトル⇒直樹と目線を変えながら、物語は進んでいきます。勝手に見えたそれぞれが、物語の進行とともに「まぁ、しょうがないか」と許せるように…。そうか、これは最後にそれぞれが、切なく別れていく物語なんだな…「あの日々は今やすべて過ぎ去ったもの」みたいな感じで…とか思っていたら…
ネタバレになるので、何も言えないけど、これはびっくりです。「やられた!」とかじゃなく、「えっ!」というのとも違って…突然、自分の立ち位置がわからなくなるような感覚。
藤原竜也が起用だから、気づくべきでした。また、気が向いたら読み返してみよう。
先入観をもたずに、お読みください。