本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
本 ・本 (221ページ) / ISBN・EAN: 9784344001794
感想・レビュー・書評
-
自然の中から、私たちは何かを感じ取って私たちは生きている。
それは自然からのメッセージでもある。
ばななさんの小説にはそれが随所に顕れていて、それは犬からでもあるし、猫からでも、そして大気や雨、そして闇からまでも伝わってくる。
正直に生きている彼女に好感が持てる。
ここは言ってはいけない場面だ、ここは行動するときだ、
といった判断がとても的確(私は反省。。。)。
それに犬も、猫も応えている。
とても自然で、そして美しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
主人公の心が綺麗すぎる。こんな人間いるのか。と思うのだけど、この綺麗な心で自分の心が癒される。
よしもとばななの小説は、共感する部分に出会うために読んでいる気がする。自分ではうまく言葉にできない心情を代弁してくれるような部分に出会うと、かゆいところに手が届いたようで、すっきりする。 -
吉本ばななさんの他の著書に構成や設定はかなり似てるものの、やはり読んでいると何度も涙が勝手に出そうになる感覚になる言葉に必ず出会える。
-
もうちょっと複雑さが欲しいけどタヒチを描くならこれでいいのかな。ゴーギャンのこともありいつかは行きたい。
-
きれいなリボンで飾られたプレゼントの意味とは、決して物質的な意味ではない。そんな贅沢な時間を何かにそっと包みたいという人の心なのだ。終わりが来るなんて永遠に思わずにいたいという祈りなのだ。
-
図書館
-
ばななさんって、あいかわらず透明な感じの文章だなぁ。
「タヒチ」である必然性があまり感じられないのがちょっと残念。 -
吉本ばななさんの。
過去に読んだ本。
描かれている恋愛はドロドロしているんだけど、吉本さん独特の健やかさが感じられる作品。 -
久々にゆっくり本を読んだ。読みやすいし、情緒不安定なせいか泣けた。結末も良かったし、今年に入って初めて読んだ本だったのでイイスタートを切れたなって感じ。…てかレビューになってないな。
著者プロフィール
吉本ばななの作品





