砂の狩人 下

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 140
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344002418

作品紹介・あらすじ

新宿に戒厳令。中国人マフィアと暴力団の全面戦争が始まった!殺された組長の子供は喉に携帯電話を押しこまれていた。中国人の仕業だと暴走した暴力団員、血染めの応酬をする中国人マフィア、緊急配備につく機動隊…。ついに警察庁の女性キャリア・時岡は、"狂犬"に禁じ手の拳銃の使用を許可した。

感想・レビュー・書評

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  • なるほど、そりゃ犯人は分からないわな。
    最後は疲れてきてサラーっと読んだけど、ドキドキシーンは結構あったな。こんなドンパチは日本じゃお目にかかれないと思うけど、海外じゃあるのかな?

    読み応えのある超大作でした。
    ホシの名前もなかなか良いんじゃない?

  • 危機一髪で生き延びていた主人公のあっけない最期。もう少し余韻が長引くといいのに。

  • 元刑事、警視庁の女キャリ刑事が、中国人マフィアと暴力団の全面戦争に取り組んでいく。

  • 『このミステリーがすごい!』2003年4位
    『週刊文春ミステリーベスト10』2002年6位 国内編

  • 2010.06.28読了

  • 猟奇殺人だけに惹かれて読み出した不謹慎な私(笑)。いや、だけど他のところも、というか他のところが充分に面白かった。私としては連続猟奇殺人の意味合いについてもうすこし詳しく知りたかったりするのだけれど、それがメインじゃないものね(たぶん)。しかしつくづく、新宿って恐ろしいところだなあと思ってしまうのは、恩田陸の某作品を読んだせいかな。すごい偏見(苦笑)。
    ところでこれは「北の狩人」の続編らしい。まるで別の話らしいけれど。というわけで、機会があれば読んでみようっと。

  • 上巻参照。2008.6.12

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著者プロフィール

1956年愛知県名古屋市生まれ。慶応義塾大学中退。1979年に小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞しデビュー。1986年「深夜曲馬団」で日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞、1991年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編部門受賞。1994年には『無間人形 新宿鮫IV』直木賞を受賞した。2001年『心では重すぎる』で日本冒険小説協会大賞、2002年『闇先案内人』で日本冒険小説協会大賞を連続受賞。2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞受賞。2010年には日本ミステリー文学大賞受賞。2014年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞、2022年には紫綬褒章を受章した。


「2023年 『悪魔には悪魔を』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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