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Amazon.co.jp ・本 (173ページ) / ISBN・EAN: 9784344002449
感想・レビュー・書評
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2015.2.18
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食器やキッチンの道具といった買い物に関しては失敗が少ない方だと思うけれど、ファッションのアイテムに関しては迷う。化粧品は売り場に馴染めなくて、買ったらさっと帰りたい。やっと見つけた徳利は、漏る徳利だった、などなど。熱くなる自分と、クールな自分の間でいかに買い物のスタイルを伸ばしていくか。「お買いもの」を通して、ものと向き合う著者のセンスが伺えるエッセイ。
無駄物買いを取り繕う「いいわけ」のことかと思っていたが、なぜこれを買ったのか、というものに対する著者の思い入れを語る意味の「いいわけ」であった。著者は自分の好みをかなりはっきり自覚しており、買い物も自分好みのものと出会うまで粘るタイプである。だからこそ、お金を支払って手に入れたものは著者にとってかけがえのない品物であり、いつまでも大切にしたいという思いが文章から伝わってくる。ものを無闇やたらに消費していく現代において、ひとつの品をずっと大切に使い続ける著者の姿勢は忘れてはならないものだと思う。
このエッセイを読んで、自分自身の買い物スタイルを振り返ってみた。数えきれないくらいの買い物の失敗を経験したおかげで、物を見る目や判断基準を随分養うことができて、お金をかける部分とかけない部分というのがかなりはっきりしてきた。特に最近は物を増やさないことを心掛けているので、お金をかけるジャンルでも購入までにかなり時間を費やすことが多い。「これが欲しい」と思いつくと、細かなディティールまで入念に思い描いて心に留めておく。そしてそのディティールに沿ったものに出会うまで、他は絶対に購入しない。だからこそ理想の一品に出会ったときは「これだ!」と直感的に感じることができて、とてもうれしくなってしまう。そうやって時間をかけて探し求めて購入したものは、たいてい私の素晴らしい相棒になってくれる。そういう買い物を重ねて集まった、本当に私が好きなもの、いつまでも大切にしたいものだけに囲まれた生活を送るのが私の理想のひとつである。 -
この人の本はそれがもつ雰囲気•空気感に惹かれていつも手にとる。でも今回は、ものを買う•ものを慈しむという著者の姿勢に色々考えさせられた。最近、断捨離がブームだけれど、値段に惑わされず純粋にそのものを愛せるが、責任を持てるか、ものを持つことに対してそういった意識を常に保って行くことが肝なのだと思う。そしてそれはひいては生活を慈しみ、自分自身を見つめ直すことにもつながるのだろう。
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はじめに、の文章で言いたい事全て分ってしまうのですが。堀井さんのライフスタイル、以前から好きでして今も勿論、好きです。写真で見て文章を読んで。ああ、こんなふうに物を選んでいるんだ、と。真似できない所もあるし、真似したい所もある。ただ、生活にこだわりを持つ事は素直に良いな、と。
ええと。堀井さんの本の中で2点、同じ物が欲しいと思ったのですが。1つは高くて手が出ないトースターのデュアリット。もう1つはレンガ屋のクッキー缶。お店は残念ながら閉店してしまったそうです。ショボーン・・・。 -
自分の生活の中にあるものは
こだわって選びたいというのが理想であるけれど
なかなかそうはいかないのが現実(笑) -
2009/08 図書館
2010/09 ブックオフ280円 -
2010.2.9
堀井和子さん、好きでいろいろ読んでます。
料理本もいくつか。
モノとの出会い、こだわり、思い入れなどが綴られています。
自分とよく似ていると思える感覚と、そこまでこだわりがあるのも大変そうだなあ、と思うところと。
「無いよりはマシ」の逆、というのにはすごく共感。
瓶がかわいくて買ってしまったリキュール、とか、気持ちはわかるんだけど、そういうモノに囲まれているにもかかわらず、たぶんお部屋はすっきりと片付いているのであろうこととが、私には無理なので、その辺がすごいなぁ~~と思います。それだけ思い入れもある、というか、好きなモノを置いた所をきれいにしておかないなんて許せないんだろうなぁ。やっぱりすごすぎです。 -
私もこういう風に自分の価値観を持って,ものを手に入れたいなぁと思いました。
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私はまだ冷静な自分の意見を全然聞けてないなと思います。たくさんの好きなモノに囲まれた生活と少しの必要なモノに囲まれた生活のどちらを選択するかが問題だ。
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章ごとに、文字の色が変えられているのがいい。どの「お買いもの」も素敵に思えてくる。
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フードスタイリストとしてもコーディネーターとしても有名な堀井和子が、気に入って買ったものものについて綴ったエッセイ集。
冒頭に購入した品々のカラー写真があるので、エッセイを読むごとに戻って写真を眺めた。
独特のこだわりを持って、生活を彩る品を大事に選んでいるんだなぁ、というのが伝わっておもしろい。
瓶や缶が欲しくてリキュールやクッキーを買ってしまったり、コートを買うはずが蕎麦猪口を買ってしまったり、お買い物って理性じゃない。でもだからこそ、楽しいんだよなぁ。
堀井和子のお洒落さが詰まっている一冊。肩肘張らずに気楽に読める。 -
靴、カップ、ティッシュ、パン、スカート、そば猪口…。好きに買ったら収拾がつかない!熱くなる自分と、クールな自分の間でいかに買い物のスタイルを伸ばしていくか。天の邪鬼な視点で選んだ(選ばなかった)「もの」との関係。著者のセンスが覗ける極上のエッセイ!
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自分が買った好きなものを、どうして好きなのか、どういう状況で買ったか、を綴った本。
それだけの本なんだけども。
完璧に好きなものだから、文章も無理してるところがなくて、ものに対する思いが素直で、愛にあふれてて、おもしろい。
自分はどういう買い物してるかなあ、もっと吟味したり、逆にひらめきを大事にしたりしなくちゃなあ、と思う。
いいものを選ぶ目を養うことが大事。
それは高いもの、じゃなくて上質のもの。どんなに素朴で安くても自分に合うもの。
で、自分に合った「いいもの」を選べるようになるには、自分が「いいもの」にならなくちゃいけないよねえ。 -
毎日いいわけです。
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雑誌か何かで堀井和子さんを知って、「なんて理想的な生活をしているんだろう」と。
それで気になって、本を2冊購入。そのうちの1冊です。
こちらの本は、テーマも私にぴったりだと思って。
はじめにを読んだだけで、お買い物への考え方が私の気持ちを代弁してくれているかのようです。お気に入りのモノについての文章が、モノへの愛に溢れています。
私ももっともっと厳選してモノ選びをして、シンプルな生活をしなくてはと思います。 -
作者の物に対するこだわり、お手本にしてます。妥協しそうになったら、本を眺めて戒めたりして。だんだん失敗しなくなるものです。日々成長。
著者プロフィール
堀井和子の作品
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