夢を叶える夢を見た

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 62
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (446ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344002760

作品紹介・あらすじ

棺桶に入る時、あなたは後悔しないか。何とか人生を変えたい、と思い悩む全ての人に-。3年に及ぶ取材を経て書き下ろされた著者、初の渾身のノンフィクション。

感想・レビュー・書評

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  • 内館牧子おもしろい。
    才能とは、教えることが不可能な領域を、教えなくてもできる能力。
    清岡卓行の詩。

  • 夢を求めて、組織を飛び出すか?

    旦那が2年前に、「転職したい」と言いだした。
    その時、長女は高校受験で…。

    旦那の取引先の方が、他の会社に移って、新しい部署を立ち上げるのに、力を貸して欲しいとのこと。
    でも、その部署が上手くいかなかったらどうするの?
    だいたい、肝臓が悪くて、過労はさけたいから部署を異動願い出していたりするのに…最近は、忙しすぎて会社辞めたいって言っていたよね。
    新しい会社・新しい部署を起こすって…今よりもっともっと忙しいし、寝る暇なくなると思うけど…
    やめて欲しいと…私は言いました。

    でも、旦那、他の求人も見つけて…
    履歴書送ったが、それは、落ちたかな。


    自分自身のことも思う。
    仕事を辞めて、主婦になって子育てして…
    これで良いのかな?と…
    でも、幸せとも思う。

  • 意欲作。
    飛んだ自分からみると、まあ、そんなものだとは思うけど、
    飛んでないひとからみると、参考になるところは
    多いだろう。
    なぜ、飛べたのか?
    何も知らなかったし、何も考えなかったからかもなあ。

  • 偶然図書館で見かけて題名に惹かれて借りた本だが、もっと早く出会いたかったと思うほど読んでよかった本。

  • このタイトルは、いくつになっても惹かれます。著者が、夢の実現のために行動した人、しなかった人にインタビューしたものです。
    行動した人だけを賛美するのではなく、行動しなかった人も、どのようにその後の人生の落としどころを見つけたか、また夢を叶えるタイムリミットについても書かれています。

  • 著者は三菱重工業のOLを13年勤めた後、脚本家に転身した内舘牧子氏。

    一般人の「夢を叶える」、ということについて書かれたエッセイ。

    本書の良い点は、ありがちな「夢に向かって挑戦し、成功した人」、の話だけでなく、「現在の職場で夢を見つけた人」、「夢に向かって挑戦をして、失敗し、そのこと悔いている人」、「夢に向かって挑戦せず、今現在後悔している人」の話など、様々なタイプの方々の話が載っていることである。

    個人的に「夢に向かって挑戦をして、失敗し、そのこと悔いている人」の話は読んでいて、かなり生々しく衝撃であった。

    また、本書の取材対象は、全て著者の友人知人である。そのため、既存の同種の本と比べ、かなり各人の本音を含んだ、リアリティのある内容となっている。

    単純な読み物としても十分面白いので、オススメ。
    現在は文庫版が出ているようなので、購入される方はそちらをお勧めいたします。

  • 「自然体が一番」という考え方。

  • 筆者は横綱審議委員のあのおばさん。三井重工業で13年間のお茶くみ、コピーに見切りをつけて、脚本家に「飛んだ」人。本書では、「飛んだ人」「飛ばなかった人」「飛べなかった人」「飛んで良かった人」「飛ばなくて良かった人」「飛んで後悔した人」達の様々な思いと事情が語られていて、サラリーマンの一員としては、非常に興味深い内容である。本書にも書かれているが、「飛んで良かった人」はクローズアップされるが、「飛んで後悔した人」のことはほとんど世の中で語られることはない。世の中にはどれだけの「飛んで後悔した人」達がいるのであろうか。さて、俺はどの人達の仲間になるかな。

  • 2007/05 図書館

  • とにかく、つまらない人生を歩みたくないということです。

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著者プロフィール

1948年秋田市生まれの東京育ち。武蔵野美術大学卒業。1988年脚本家としてデビュー。テレビドラマの脚本に「ひらり」(1993年第1回橋田壽賀子賞)、「毛利元就」(1997年NHK大河ドラマ)、「塀の中の中学校」(2011年第51回モンテカルロテレビ祭テレビフィルム部門最優秀作品賞およびモナコ赤十字賞)、「小さな神たちの祭り」(2021年アジアテレビジョンアワード最優秀作品賞)など多数。1995年には日本作詩大賞(唄:小林旭/腕に虹だけ)に入賞するなど幅広く活躍し、著書に映画化された小説『終わった人』や『すぐ死ぬんだから』『老害の人』、エッセイ『別れてよかった』など多数がある。元横綱審議委員で、2003年に大相撲研究のため東北大学大学院入学、2006年修了。その後も研究を続けている。2019年、旭日双光章受章。

「2023年 『今度生まれたら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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