- Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344004214
感想・レビュー・書評
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原監督第一次政権を退任した後の著書。2002年に就任1年目で日本一に導いた後、2003年3位に終わり、監督を辞任に至るその1年の記録。書き下ろしではなくインターネットのホームページに掲載されたものをまとめたもの。2003年の巨人の思い出は松井が海を渡ったことで4番不在、けが人続出の年だった思い出。レギュラーでひとり気を吐いて全試合出場したのは二岡智宏だけ。2013/361
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苦しみ抜いた一年が凝縮されていた。書き下ろしでないのが残念。
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実は強いて言うほど巨人ファンではない。ただ、地理上、必然的にナイターは巨人中継が放送されるのでついつい見てしまい、なんだか、巨人ファン的心理にされてしまう・・・。ということはファンなのか?
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それはさておき、この本、敗北に満ちた去年1年間の長い戦いと苦悩の日々が綴られている。残念ながら監督を退くことにはなったのだが、それは決して彼自身の責任ではなく、今だからということもあるのだが、チーム全体、或いは、球団全体、リーグ全体の問題だったのではないかと言う気がする。よって、彼の出した結論もあながち間違っていないような気もする。
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彼が辞めた今年も、長いペナントレースが終わった。球界にも色々と変動があり、日本のプロ野球自体、形を変えつつある。そんな中、今流の野球を指揮できる人が居ないのは残念であるけれど、いつかまた帰って来るだろう。そのときは、この本に書かれた気持ちを大切に戦って欲しいものだ。