空の香りを愛するように

著者 :
  • 幻冬舎
3.20
  • (8)
  • (13)
  • (73)
  • (5)
  • (2)
本棚登録 : 138
感想 : 24
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (177ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344004863

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • じゃけ読みの一冊なんかおもしろそうと思い読んでみましたまあまあ軽い読み物としてはいいかも・・・

  • 集団レイプに巻き込まれた紅葉の前に、赤いジャンパーを着た少年が現れた。「鳥の影から逃げないで」

    恋愛小説に分類されるのかな?
    描写がきれいでした。
    あと祖父の話が印象的。

  • 内容、忘れた。

  • 集団レイプに巻き込まれた綾渡紅葉は、不可思議な生命体を身ごもってしまう。最愛の恋人・コウとの破局の不安に怯えながら、復讐の機会を待つ紅葉の前に、赤いジャンパーを着た少年が現れた。「鳥の影から逃げないで。逃げたら、一番大切なものを失う」ミツルと名乗るその少年が残したメッセージを頼りに、紅葉は暗闇の中を歩き始めた―。決して失われることのない恋の形を描いた最新小説。

  • 逃げずに立ち向かうという主題はいいと思うけど、内容的にあまり好みではなかった。エイズとか同性愛など現代の問題を取り上げたような作品。ゲーテの詩はとても良かった!

  • きれいなタイトルが好きなんだ

  • 相手に自分の気持ちをわかってほしいけど、そんな願いなんて怖くて言えない。本当の愛を見つけていく新鮮な気持ちになれるお話。

  • 桜井亜美の文章は好きだと思っているのだけれど、久しぶりに彼女の著作を読んでみてなんだかパターン化してきているなあ、と思ってしまいました。

    なんらかの事件に遭った主人公がトラウマを負う→その後に誰かと出会う→その誰かとのエピソードによって前に進んで行くことができるようになる、という図式ができちゃっているなあ、と。

    『イノセントワールド』を初めて読んだときの衝撃からどうも遠ざかってしまっているのは彼女のせいなのか、わたしのせいなのかわからないけれど。

    ただ、最後の終わり方は良かったと思います。

    『この世界にこれほど愛する相手が存在するという、奇跡に対する衝撃。』

    この衝撃を忘れずに紅葉には進んでいって欲しいなあと思いました。

    そして、わたしもその衝撃を忘れないでいたいのです。

  • 集団レイプに巻き込まれた綾戸紅葉はエイズに感染した可能性と子供が産めなくなった事実から最愛のコウの元から去ろうとする。
    だが紅葉の目の前で飛び降り自殺したはずの少年ミツルが何度も紅葉の前に現れ不思議なメッセージを伝える。メッセージにしたがって行動する紅葉は「コウのために自分はいなくなった方が良い存在」だから去るのだと思ってたが本当は事実を知ったコウが去ってしまうのが怖くて耐えられないだけという本当の気持ちに気付いていく。

    こういうのって学生の頃よくあるよね。ちょっと次元が違うけど「子供をおろしたことあるんだけど打ち明けた方が良いかな?」とかね。今だったら絶対に黙っとけ、って答えるけど(笑)
    その頃は「こんな良い人を騙し続けててよいの?」と突っ込まれるともうお手上げだったなぁヽ(´ー`)ノ

    この本でもまた「鳥の影から逃げないで。逃げたら、一番大切なものを失う」なんて抽象的なメッセージが。なんでわざわざ鳥の影?あとアズミとイツキはどうしたんだろ?ミツルこそエイズにはじゃなかったの?なんだかあちこち中途ハンパな感じがする。こんな気持ちになるのは単に最近桜井亜美の読みすぎかな?

桜井亜美の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×