廻り道、通り道、マキセ道 人生リセット プチ留学記 (Wish books)

  • 幻冬舎 (2004年3月22日発売)
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本 ・本 (158ページ) / ISBN・EAN: 9784344004931

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  • 並大抵でない「普通」


     思いがけなくも幸運にして手に入ってしまいました、女優・牧瀬里穂直筆サイン入り本が♪ タレント本なんて興味ないね(つーん!)と言っていたのが嘘のように、大喜びで一気読みしました★

     中味は、デビューから13年、30歳にして牧瀬さんが挑戦した、プチ留学について。お仕事の合間を見て、カナダ、ニュージーランド、イギリス、三つの国にステイした彼女の自然体レポート。真面目な彼女には、旅行よりも留学が似合いますね。

     並みの人間よりずっといそがしい女優業をしているのに、時間の使いかたがうまくて、興味の向かうところにしっかり邁進していて、おまけに……、いつまでも可愛い★
     庭先でボール遊びをしている彼女の写真は、彫りの深い顔立ちのせいか、まるで外国の少女のようでした。……あ、誰が何と言おうとも、可愛さは超重要事項ですからね。

     何度か使われる「普通」というワードが、印象に刻まれたな。
     現地での牧瀬さんは、見事なまでに「普通」の学生さんだったようです。気取ってないんですね。長く芸能界にいても「普通」の感覚が欠如していないのです。
     並大抵ではない「普通」さも感じます。バレエ、日舞、語学、さまざまなお稽古事も、「普通」に努力して、「普通」に向上していくのです。どうやったら、これらをさりげなく習えるのかが分からないですが……。
     そんなにシャカリキにならずとも、自分を磨くことを「普通に」楽しめてしまう人の輝きがまぶしい☆

     三度の留学に関しても、拍子抜けするほど「普通」の調子で綴っている彼女。その「普通」さがどれだけ貴重か、本人は気づいているのでしょうか? いっそ、気づかないでいるほうが面白いかも。
     もしかしたら、その実直さゆえに損をしたこともあった人じゃないかな……とも思うのだけど、本人次第で素敵な「廻り道」になるのでしょう。「自分の人生を楽しくするのは自分しかいない」って金言!

  • 人生、ずっと勉強だよな、と思いまして。ひとまず軽くさっくり読みたい本として借りました。(2007/2/4)芸能界にこれだけ純粋で前向きな人がいる、ってことに驚き。牧瀬さんの英語が話せるようになりたい!って気持ちがその目的を達成する過程だけではなく生き方や物事の見方も変えていく過程を追体験できるとてもよい本でした。

  • 大人になってからの留学こそ、とても大きな意味をもたらしてくれる、これからでも遅くないと思わせてくれる一冊。

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