若いフリをするイギリス人・きまじめに老いる日本人 人生後半を幸せに生きるヒント
- 幻冬舎 (2004年6月10日発売)
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感想 : 3件
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784344006218
感想・レビュー・書評
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人生後半を幸せに生きるヒントという副題がついている。
アンチエイジングとかまだまだ若いとか、生涯現役のすすめという本があふれている中で、自らの老いを受け入れることから後半を生きようという
主張には同感する。
失ってゆくものを嘆くのではなく、過去の栄光を求めるのでもない。
年老いてそれを受け入れられず、趣味や仕事に逃げたり子供に夢を託したりしてもいずれは自分の体の自由も効かなくなる時が来る。
その時のためにも、同心構えを作っておくか。
ちょうど、そういうことを考えていた時期でありとても参考になった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・背表紙にヤケはあるものの、その他はきれいです。
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ミッドライフ・クライシス(人生半ばの危機)評論本。最初に主題を設定し(ミドクラの実態とその乗り切り方)、これに沿って英国社会の様々な様相を論じている。同じく英国社会を論じていてもこれまでの3冊のエッセイとはやや趣が異なる。これはこれでおもしろいのであるが、私はあまりに社会評論的な色彩が強くならない方が著者の持ち味がよりいかされるのではないかと思う。なお、書名はあまりよろしくない。著者は英国社会についての論客だが、日本について論じているわけではない。こういうステロタイプのタイトルはこの著者の良さをかえって損なっていることがわからないのだろうか。これは編集者の責任だろう。
