- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344006256
感想・レビュー・書評
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とにかく人間が出来ていないもんだから焦る。
もう、40代に突入し、
確か
孔子の論では「四十にして立つ」…はずじゃ無かったっけ?
やばい。
まだ、全然立ってない。
子供がいろいろ質問してきても
「聞くな。わからん。」
しか、応えられない自分をどーかと思う。
そこでフト思うのが
(修行ってどんなん?)と、いう事…
滝に打たれたり
座禅を組んだりすれば何か悟れるのだろうか?
寺、に行けばそういう体験出来る?
でも、毎日修行しているお坊さんの真似事して一体何がどう変わると言うのだ…。
自分のなかでの葛藤に決着をつける本がある日、目の前に現れた。
(とりあえず、体験談読んでみようかな)
著者は『ダーリンは外国人』の小栗左多里さん。
可愛いイラスト入りで、
傍で眺めている読者は、実に楽しく修行の実体を『知る』事は出来る。
ただ、座る続ける事に…
寒さと痛さに耐えつつ滝に打たれ続ける事に…
何の意味があり、
何を得られるか?
ひとつ思った事は
考えるだけじゃ、ゼロだな。と言う事。
いい気分でいられない状況で、自分のものであるはずの精神が
どう悲鳴を上げるか?
ちょっとだけ試してみたいな、とは思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『ダーリンは外国人』著者による、修行体験ルポのコミックエッセイ。
“「ウィークエンドは、解脱しよ。」修行すれば、幸せになれるのではないか。そんな野望を胸に、ベストセラー『ダーリンは外国人』の著者が挑んだ写経・座禅・滝・断食・お遍路etc.書き下ろしエッセイ漫画。 ”
CHAPTER1:瞑想
CHAPTER2:写経
CHAPTER3:座禅
CHAPTER4:滝
CHAPTER5:断食
CHAPTER6:座禅 part2
CHAPTER7:お遍路
CHAPTER8:内観
雑念いっぱい、集中力なし、レクリエーションのノリは否めないけど、普通の人が修行に臨むとしたら、こんな感じだと思います。
そこからハマる人もいれば、一度で止めてしまう人もいるだろうし…。
でも始めてみようという気持ちが大事。きっと何かしら掴めるのでは?
写経、座禅、滝行、お遍路etc…修行道への入門書っていうか、さわりだけの体験記。文庫版の『プチ修行』のタイトルの方が内容に合ってる感じです。
実は意外とみんな、修行道に興味あるのでは?
かくいうワタシも座禅経験者。写経と断食も行ってみたい。 -
自分のココロが決めているってこと!
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こういう修行があるんだな~って思いました。
断食修行ってこうだったんだ~って驚きでした。 -
「瞑想体験」と「写経」を経験してみて、仏教についてもう少し学びたいと思い、「ダーリンは外国人」の著者のこの一冊を手にしてみた。仏教の考え方として「来世のために」とか、「葬式仏教」とか扱われるが、神教が元々の宗教である日本には、インドで生まれ、中国から伝わった仏教。学ばなければ、生活に根ざした仏教は日本の元来の宗教と錯覚してしまう。著者は、「幸せじゃないと感じる瞬間があるから修行をしたい」と始めた企画(?)もの。僕にとっては、知識を広げるために、もうちょっと修行にふれてみたい。
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この人はどうして入門したいんだろう?なんとなく上から目線というか自己中心的というか視野が狭いというか、どこか共感できない感じで、少なくとも修業したくなるような気持ちにさせてくれるものではなかった。いろいろな修業があるという紹介にはなっていて、そういう方向に興味がある人には参考になるかもしれないけど、コミックエッセイ的な面白さはいまいち。
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座禅と写経に興味があり読みましたが、ほかにも修行っていろいろあるんだ〜とためになりました。集中しなくてはならない場面で雑念が入ってきてしまうところには激しく共感でき親近感すら覚えました。「ダーリンは外国人」を描いた方の本だったんですね。途中トニーが出てきて気づきました!(笑)
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「ダーリンは外国人」でお馴染みの小栗左多里のエッセイ。
2冊読んで気がついたが、この人はいろんなことにチャレンジする行動力はあるけれど、文章にするときに自虐的になる。その自虐さの加減が不愉快にならない程度なので、読み手はテンポよく読むことができるな、と感じた。
また、様々な修行の中で本の少しだけルールを破ったりマイペースなところもおもしろい。 -
2009/03/03読了
写経とか、仏教修行には少し興味がある。
参考程度に。 -
発売時にすぐ購入したけれど、途中で読むのを中断。今回また最初から読み直しました。力の抜け具合がとても良い感じです。修行を積んでいくと、力の抜き具合がわかって行くものだと思うんだけれど、その意味では、最初から修行の成果のある人なのかな〜、とも思いました。自分のよって立つところがわかっている作者ゆえの良いカルさを感じました。