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Amazon.co.jp ・マンガ (232ページ) / ISBN・EAN: 9784344006652
感想・レビュー・書評
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知らないことだらけなので、注釈で勉強しつつ読み終えました。
横書きの漫画はまさにチャーリー・ブラウン以来かしら。新鮮。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトル boondocks は田舎,僻地の意。
祖父と共に都会から郊外へ引っ越した小学生兄弟のユウウツ(笑)
アメリカの新聞に連載されていた4コマ漫画で、
カワイイ絵柄で毒を吐き、
当時のブッシュJr.政権を痛烈に批判していた快作。
やんちゃな子供たちを
温かく、時に厳しく見守る、おじいちゃんが素敵。 -
脚注含め情報量が多い。
思ったより読むのに時間がかかった。 -
いいんじゃないかな。日本の四コマにもこんな毒が欲しいな
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アニメ化に際し、原典が復刊されぬのは
何故か。回答はページの向こうにしっかり
詰まっている。 -
訳者の町山氏の解説中に「連載当初『黒いチャーリー・ブラウン』とも呼ばれた」との一文があるが、このマンガの性格をよくあらわしている。ませた(というか内面は大人の)子供による社会批判という欧米の新聞コミックの一つの類型を踏襲したものだが、内容的にはブッシュ批判等政治性がかなり前面に出ているので読んでいてわかりやすい(もっとも、米国の音楽状況等を踏まえた黒人文化批判の部分は訳者の注がないと理解しにくいものも多い)。状況設定やテイストの違いを抜きにして切り口のスタイルだけを比較するといしいひさいちの政治マンガにやや近いといってもよいかもしれない。書籍の形でまとめて読むと少しくどい印象を受ける部分もあるが、もともとは一日にワンスリップずつ読む新聞連載であることに留意すべきだろう。
町山智浩の作品
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