生きる力を伝えたい: 泣き虫先生の熱血教育論

著者 :
  • 幻冬舎
4.33
  • (3)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 12
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344006744

作品紹介・あらすじ

時代は変わろうとも、子供たちが求めているのは、純粋な愛情であり、確固たる信頼だ。映画「スクール・ウォーズHERO」の原作。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ドラマ「スクールウォーズ」のモデルになったラガーマン・山口良治による教育論が記されている。

    教育現場の再生がここ数年の課題になっている。制度論など学者は論じるが、本当に重要なのは教師が本気になって生徒・児童に向き合うことではないだろうか。

    3日で忘れる痛みより、生涯に渡る苦痛から解放させることが教師の務めではなかろうか。

  • 今が苦しくても「あのとき頑張れた自分が今の苦難を乗り越えられないはずはない」と思えるような思い出作りの教育論。

    彼の教育を受けられた人たちに対して羨望の念を抱いた。

  • パレードで先発の大園のやりまわしを見た時やコウキさん・宗さんを知ったとき。
    若い憧れすら抱かしてもらえず“この人の様にはなれない”と感じてしまう。普段A級やB級の高いエネルギーを所有した人との出会いを求めているくせにS級の人に会うと心が折れてしまう。
    しかし、今“勝てない、追いつけない”と書こうとしたら手がとまった。“その人になれない”とは思っていても“勝てない”とは思っていない。それは自分色の武器や苦味を持っているからかな。自分でもそう感じた自身に安心してる。
    この人に勝てないと感じたのは地獄のスポーツトレーニングから逃げていないこと、不良にきちんと情熱と制裁を持って逃げずに立ち向かっていること‥つまり自分がいちばん不得手なことにこの人は立ち向かってきている。やはり今は心を鍛える(痩せる)、強くなると言うことでクラヴ・マガをすべきか。
    またスポーツの素晴らしさを知った、自分はワークキャンプを唯一の価値観として信じている節があるけどこの人の話を聞くとスポーツもすごい。(ただそれは真剣にやっているからだけど‥)退屈そうに生きていた不良が努力し、涙する。そして日本代表の試合の持つ崇高な雰囲気。つくづく自身の中高時代の中身の無さを痛感する。試合前の国家斉唱で日の丸を見ながら涙するとか‥またスポーツ面は自身の弱点でもあるし。ここを避けていては自分の目指すところへ行けない様に思う。常に弱点を隠す生き方に終止符を。
    またこの人の持つ大人への疑問。耳が痛かった‥いや痛みすら感じなかったのでは‥!?
    そしてこの本が原稿用紙200枚だけ!?

全3件中 1 - 3件を表示

山口良治の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×