引き潮

著者 : 松本侑子
  • 幻冬舎 (2004年9月発売)
3.10
  • (1)
  • (0)
  • (8)
  • (1)
  • (0)
  • 21人登録
  • 4レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344006782

作品紹介

すぎ去った日々を甘く切なく追想する、心にしみる恋愛小説9編。

引き潮の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 先日読んだ「パリよ、こんにちは」で一番気に入った話が松本侑子さんの話だった。この本は、私の苦手な恋愛小説との事だったので、構えて読んだのだが、案外すんなりと受け入れる事ができた。
    更に空気感というか、文章の中に流れる世界観が非常に好きだった。どの話も終わってしまった恋や日常について書かれていて、少し物悲しい雰囲気なのだが、その落ち着いた感じが気持ち良かったし、恋愛小説独特のベタベタした感じがなくあっさりしていて、でも心にしみる話で…これは、好きな恋愛小説の形を見つけたかもしれない。そして、また一人好きな作家さんが増えて嬉しい。

  • 短編。

    パートで働き始めた美佐の前にあらわれた客である西村との恋。(引き潮)

    にぎやかで、時に甘酸っぱくほろ苦い過去に浸りながら
    順調に積み上げてきた人生に、時たま出くわす壁に立ち向かいながらも前を向いていく日々。

    全体的にちょっと一昔前の印象。

    (山里にて)妻に離婚を突きつけられて田舎に逃げ込んだ夫が
    そこで自分を追いかけてきた妻と出くわすのが、なんだかいいな~)^o^(

  • 多くは主人公が過去の恋愛を振り返る形式の短編集。読者もいつの間にか主人公の視点になって自分の過去を思い出すのは、懐かしいディテールがお話のあちらこちらにちりばめられているからかもしれない。作者の罠にはまってクラクラ。

  • 9編の恋愛短編集。字も大きくて振り仮名も多く読みやすい。
    3ページほどで終ってしまう編もあるが 短い中にもホッとする話が多い。
    恋愛話に頷けるというよりは
    頭に浮かんだ情景を楽しんだ。

全4件中 1 - 4件を表示

引き潮のその他の作品

引き潮 Kindle版 引き潮 松本侑子

松本侑子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

引き潮はこんな本です

ツイートする