剣客春秋 濡れぎぬ

  • 幻冬舎 (2004年12月16日発売)
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本 ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784344007208

感想・レビュー・書評

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  • 千坂藤兵衛に逆恨みしている阿部道場の主、藤兵衛に挑みながら返り討ちになった父親の「鳥刺し」という秘剣を使い、自分の力量を図りたい木崎。二人は辻斬りを働き、阿部は金を稼ぎ、木崎は腕を試していた。

    二人は、辻斬りを藤兵衛の仕業というデマを流し陥れる。
    門下生も次々辞めていく。

    相手は3人、いずれも剣鬼。

    里美と彦四郎の恋の行方も気になる。

  • 剣客春秋シリーズ第四弾。相次ぐ辻斬りの下手人は一刀流の遣い手。立ち合いを装い武士を惨殺する辻斬りが相次ぐなか、千坂道場の師範代・重森は、下手人が同じ流派の遣い手という噂を耳にする。折しもその嫌疑がかけられたのは師匠の一刀流の遣い手藤兵衛。ほどなく謎の剣客が藤兵衛の留守中に「千坂道場」に道場破りが現れた。師範代の重森が応じるが、鋭い篭手を操る剣客に打ち破られてしまう…。一連の騒動に隠された底知れぬ怨念とは?藤兵衛・千坂道場に訪れた『濡れぎぬ』試練を描く。どんどん先を読ませる面白い構成。

  • これまた鳥羽先生の新しいシリーズか

    道場主の無策で追い込まれる様がイライラ
    しましたが、ホントチャンバラ書かせたら最高の
    鳥羽先生ですわ

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著者プロフィール

1946年埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒。90年、『剣の道殺人事件』で第36回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。近年は剣豪・時代小説の分野で活躍し、「はぐれ長屋の用心棒」「まほろし銀次捕物帳」「闇の用心棒」「八丁堀剣客同心」「流想十郎蝴蝶剣」シリーズなど作品多数。

「2023年 『剣狼の掟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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