- 本 ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344007505
感想・レビュー・書評
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じっとりと湿り気がある、厭な怖さ。
収録されている五話すべてに超常現象が示唆されているけど、怖いのはそれが現れる過程だろう。
発病、痴情の縺れ、介護、ストレス…と、新聞記事にもよくある理由が前提になっている。つまりはある程度誰にでも起こりえることで、厭らしい怖さが感じられた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2019/1/31
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死をテーマにしたホラー短編5作。
・憎悪の転生
・屍の宿
・黒い子供
・夜伽
・降神
追い詰められての死や、忍び寄る死など、少しゾクッとするお話。
登場人物の中年男性がもろ自分とかぶり、なんか読後感が良くなかった。
帯で書かれてあるほど、怖くなかった。 -
死んだらどうなるのか?
そこで終わる。転生する。留まる?死と死のはざまの「私」へ…五篇からなる作品集です。
怪談めいた作品からじっとりした情欲ほとばしる作品まであり、一口にホラーと言っても
色々なバリエーションがあるものだと感心しきり。福澤氏は追い詰められた男を描くのが
本当に上手いと思っていましたが、疲れきった男を描くのも上手く、くたびれ感がすごい。 -
#読了。短編集。ホラー。凄さもそれほどではなく、重たい感じはないが、ホラーはやはりあまり得意ではない。
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2013年8月10日
装幀/多田和博
カバー写真/getty images -
2013.2.22
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幽霊的な怖さと人間的な怖さが相まっている短編集。「憎悪の転生」と「夜伽」のラスト一ページがとんでもない。恐怖と吐き気がするのの究極体だと思う。
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ガツンとせず軽くて読みやすい(・ω・)ノ
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帯に惹かれて珍しくハードカバーで購入したけれど、帯で煽るほどの内容でも……なかった。
厭ぁぁな感じは溢れているんだけども。
著者プロフィール
福澤徹三の作品





