恋する日本語

著者 :
  • 幻冬舎
3.39
  • (13)
  • (14)
  • (38)
  • (7)
  • (2)
本棚登録 : 163
感想 : 41
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (149ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344007574

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 10分で読み終わってしまった(苦笑)。
    ゆっくり読めば、味わいが増すはず。

  • 絵/ソリマチアキラ ブックデザイン/鈴木成一デザイン室(地紋「八重山上布」より)

  • ちょっと文語っぽい単語→ショートストーリー→その単語の意味 というのがワンセットになって、35個の単語とストーリーが収録されています。

    ストーリーは「恋する」女子目線なのですが、全部を続けて読むと「こんなカワイイ女子はいない」と思ってしまいました。
    男性から見た、「こうあってほしい女子」という匂いがしました(私には)。
    ひとつ、ふたつをつまみ読みするくらいなら、ほどよい胸キュン感でよいのではないでしょうか。

    もっと若い子向けなのかもね~。十代とか。

  • 誰か好きな人がいるなら、
    どう告白すればいいかな?

    「好きです」
    たったそれだけ。

    こんなに胸の中は言葉でいっぱいなのに、
    伝えるとなると、
    ただそれだけ。

    もしもこの胸のうちを何かに変えて
    差し出せるとしたら、
    それはきっと目も眩むようなまばゆさであろう♪

    では、「日本語」に変えて見る、と言うのは如何でしょう。

    玉響(たまゆら)
    >ほんの少しの間

    夕轟(ゆうとどろき)
    >恋心のために夕方胸が騒ぐこと。

    終夜(よすがら)
    >一晩中、夜通し

    時雨心地(しぐれごこち)
    >時雨が降ろうとしている空模様。
    転じて涙が出そうになる気持ち

    恋水
    >恋の為に流す涙

    綺麗な言葉の活用法もちょこっと伝授されてます。
    全ページチェック模様の乙女カワイイ本。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      この本を手に取った人が言葉に関心を持って、普段使われないような言葉にも命を与えて呉れたら。きっと会話が豊かになるでしょうね。。。
      この本を手に取った人が言葉に関心を持って、普段使われないような言葉にも命を与えて呉れたら。きっと会話が豊かになるでしょうね。。。
      2012/07/12
    • MOTOさん
      nyancomaruさんへ

      意味はわからなくても、綺麗な字面につい魅せられてしまいます♪

      夕暮れを見てうっとりする気持ちとか、恋する気持...
      nyancomaruさんへ

      意味はわからなくても、綺麗な字面につい魅せられてしまいます♪

      夕暮れを見てうっとりする気持ちとか、恋する気持ちを言葉でなんとか表現したいなぁ~と、思った人が考えたのでしょうか?

      新しく難解な言葉は今、次々生まれては消えていきますが、時を経て残しておきたい言葉だと思います。
      2012/07/13
  • 今まで知らなかったような、初めて目にする、美しい日本語、恋する日本語、それらを短い恋愛物語で紹介してある本。

    たまさか、恋水、たまゆら、などなどわたしはとても気に入りました。

    可愛くて美しい言葉、耳に馴染む言葉、心に染み入る言葉、たくさん詰まっています。

  • ずっと前から読みたかったもの。ようやく読めた。日本語は美しいと思う。知らない言葉がたくさんある。「たまさか」が入っててびっくり。言葉とそれにまつわる短い話。こういうのを売り出すのもしゃれてる。買う人がいるのか?

  • 2011/11/29 少しあたたかい文章が読みたくなって。知らない言葉がある。

  • "日本語" の本ではなく, "恋" の本. 勘違いしていた.

  • かわいい。
    短くて、簡単なエピソードがキュンときますね。
    ちょっとした時間にちょこっと読むのが良し★

  • エピソードがどれもかわいらしい。

全41件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

一九六四年、熊本県生まれ。初の映画脚本となる「おくりびと」が、第八十一回米アカデミー賞外国語映画賞をはじめ、国内外問わず数々の賞を受賞。ご当地キャラクターブームを牽引した「くまモン」の生みの親でもある。映画「湯道」では、企画・脚本を担当。

「2022年 『湯道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小山薫堂の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×