半島を出よ (上)

著者 :
  • 幻冬舎
3.71
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  • (18)
  • (6)
本棚登録 : 1982
レビュー : 312
  • Amazon.co.jp ・本 (430ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344007598

感想・レビュー・書評

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  • 村上龍の本を読むのは2度目。
    未来を予想させるような圧巻のストーリー展開。
    もしかしたら将来こうなるのでは…と想像させ、真剣に読んでしまう。
    下巻に続く。

  • 取材、調査が細かくていい。それでいて作者のイマジネーションも発揮されている。

    2011年、失業率上昇、円安、高齢化で衰退した日本福岡に、北朝鮮の軍隊が乗り込んでくる。

  • 登場人物が多すぎて覚えられないw

  • 村上龍の小説は普段あまり読まないのですが、これは例外、本当に面白かった。私は福岡在住(最近は半分東京)なので、ストーリーの舞台となるシーホークホテルや九州医療センター、ホームレス達?が住む姪浜など、他人事ではないリアリティを持って迫ってきます。結局、日本政府は何の役にも立たず、特殊な知識や技能を持ったホームレス達が高麗遠征軍を全滅させるあたり、アイロニーが効いていて秀逸です。

  • なさそうでありそうな
    やっぱりなさそうな近未来のお話。

    上巻では北朝鮮での描写や
    作戦の初期段階が描かれています。

    分厚いディティール。
    細かい人物描写。

    ただ・・・
    登場人物が多すぎて把握できなかったので
    (特にコリョの人たち!)
    そこまで感情移入できなかったのが残念なところ。

    とはいえ、まだ上巻。
    下巻にむけてのワクワク感はたっぷりです。

  • 経済崩壊のシチュエーションなど氏にしてはリアリティがなさすぎる。

  • 分厚いしハードカバーだし上下巻あるしでなかなか読み進められないです。。。

  • 読み始めたとき登場人物がやたらめったら多くて参った…しまった…と思いつつも読み進めてあとで気がつくけど、
    登場人物の数には、実のところ、たいした意味はないし、
    んなものはこの小説では問題じゃない。

    テーマこそ微妙だけど、タイトルこそなんだし、
    膨大な資料に基づいて細かく書き込んではあるけども、
    んなことも、実は、たいして問題ではない。

    …半島って「あそこ」のことを
     言ってるわけじゃないと思うし。
    (あることを端的に表す「記号」として出てくるだけ
    のよに思う、という意味。)

    家畜としての羊は、柵の中で生かされ、
    時として放牧に出される生活が、果たして幸せなのか。
    その家畜としての羊を飼う羊飼いは、幸せなのか、不幸なのか。ジャングルに住んでいる野生の動物は、日々の生活は過酷だが、それは実際不幸なのか。
    ロボットは、幸せなのか、不幸なのか。
    ロボットをつくる人間は、幸せなのか、不幸なのか。

    幸せか不幸かって判断の基準は他人にもとめちゃいかんのだ。
    オノレの立ち位置はオノレで決める。

    大立ち回り版13歳のハローワーク。
    というより、
    ハローワークのドアを叩く前に読んでごらん、の本。

  • 村上龍さんの半島を出よ


    なんと北朝鮮が日本に戦争を仕掛ける話。
    っていうか現実に起きそうな話ですよね。


    全部で上下巻二冊なんですが、読み応えはかなりあると思います。


    読むのに時間はかかったけれど、読み終わった感想はすごい面白かったです。村上さんが北朝鮮や戦争のことなどを綿密に研究されたこともあり、かなり専門的な話が多々見られました。また、知らなかった北朝鮮人の生活や常識が日本とあまりにかけ離れていてびっくりでした。


    戦いのシーンではリアル過ぎて気持ち悪くなるようなところもありますが、あまりに衝撃的で最後まで目が離せません。


    ただ・・・・最大の難関は朝鮮人の名前が覚えられない!!!カタカナで覚えにくいのに加えて、登場人物がありえなく多いです。本の最初に登場人物の欄が何ページにもわたってあるのが衝撃的でした。しかもみんな役職についてるんだけどその役職名が長い!!


    日本人の名前もなぜかカタカナだったりしたので誰が誰なのかわからなくなって、何回も登場人物の欄に戻ってしまいました。


    はじめこの作品に慣れるまでにかなりの時間がかかりました。名前は覚えられないし、内容も専門的なことがたくさん出てきて睡魔に襲われることも多々ありましたが普段読んだことのないような現実離れしていた内容だった事と、北朝鮮の勉強(学校ではここまで教えてくれないよ)になったこともあり、読み終わって満足でした。

  • 僕が小説を書く上での、規範になっている。
    カネシロ君がとても好きなんだ。

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著者プロフィール

1952年長崎県生まれ。76年に『限りなく透明に近いブルー』(第75回芥川賞受賞)でデビュー。2003年には、514の職業を紹介した『13歳のハローワーク』が125万部を超えるベストセラーに。財政破綻した近未来日本を舞台にした『半島を出よ』(05年)では野間文芸賞を受賞。10年には『歌うクジラ』(毎日芸術賞)を電子書籍として刊行。 近著に『55歳からのハローライフ』、『オールドテロリスト』などがある。16年に『日本の伝統行事 Japanese Traditional Events』を刊行。

「2018年 『収録を終えて、こんなことを考えた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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