ひとり暮し (幻冬舎ノベルス)

  • 幻冬舎 (2001年6月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (206ページ) / ISBN・EAN: 9784344009011

感想・レビュー・書評

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  • 新女子大生の板垣依子は、初めて親元を離れてひとり暮しをすることになった。
    彼女の新居は家賃が安いことだけがとりえのアパートで、住人たちは複雑な事情がありそうな人ばかり―。
    入居早々、隣の部屋に住む怪しい女性・香川しのぶが抱えたトラブルに巻き込まれてしまった依子は、いつしか年上の隣人たちが持ち込むトラブルを、次々に解決することになる…。
    頼りなかった少女が様々な事件や恋を通じて成長する姿を描いたライト・コメディ。
    (アマゾンより引用)

    そんなに出会う人出会う人に「連絡先教えて」と言われる人も珍しい(笑)
    しかも、年上女性にばかり(;・д・)
    面白くないことはないけど、やっぱミステリーが好きだなぁ

  • あっさり読める。
    主人公が明るくて前向きで、こっちも元気が出るようなお話だった。

    東京の大学へ入って一人暮しがしたい―。そんな願いが叶い、入学と同時にアパート生活を始めた依子を待っていたのは、複雑な事情を抱えた隣人たちだった。不審な品物を大量に隠し持つしのぶ、女優の卵で自殺未遂を繰り返す真弓、家出中の愛。依子は予想もつかない事件に次々と巻き込まれていく。てんやわんやの新生活を描くユーモア青春小説。

  • 裏表紙に書かれたあらすじ:新女子大生の板垣依子は、初めて親元を離れてひとり暮しをすることになった。彼女の新居は家賃が安いことだけがとりえのアパートで、住人たちは複雑な事情がありそうな人ばかり。入居早々、隣の部屋に住む怪しい女性・香川しのぶが抱えたトラブルに巻き込まれてしまった依子は、いつしか年上の隣人たちが持ち込むトラブルを、次々に解決することになる。頼りなかった少女が様々な事件や恋を通じて成長する姿を描いたライト・コメディ。
    初出 1999年5月~2000年10月「家の光」連載

  • 赤川次郎作品は、期待を裏切らず、さくっと読み進められます。小説よめなーいって人には赤川作品もってこいですね。テンポがいいので先へ先へと読むとすぐに読み終わっちゃいます。逆に言えば、ちょっと淡白さを感じられちゃうんですけど。

    話としては、思った以上に主人公がデキた子なので、ある意味上手くいきすぎな話に思えます。危険な目にあったりするけど、どこかお人よしで。あまりにもデキすぎているので、私は一歩遠くから見てしまいそうです(笑)親しみやすい、とはまた違う人物かなあと。周辺にもわりと恵まれているかな。一番は家族に恵まれてますよね。だからこういった人間に育つのだと言われたら納得するくらい。母親もいいですが、妹が可愛いなあ…。
    上京して「ひとり暮し」で生活していくのだけど、アパートの住人から大学からいろんなところで人間めぐり合います。あそこまで強烈な隣人達がいるのはほんっとうに珍しいのでしょうけど。家にいるのはひとりでも、どんなところでも誰かと触れ合って生きていく。「ひとり暮し」であって、「独り暮し」ではないのです、っていうのが見えます。

    印象的なのは、「私は、女です」という言葉。女だからこそわかることとか、いいたいこととか、あると思います。男女差別をするなといっても「男」と「女」は区別されてしまうものですから。そこは仕方のないこと。だからこそ、受け入れて胸を貼って生きていくべきなのだと、そう感じます。…にしてもこの作品、女側に偏っていて、男側にいい人が見えないのですが(笑)かろうじて阿部さん?目線的に女側なのでそういうつくりなのかな。

  • めっちゃ嵐みたいに過ぎていく赤川さんの青春小説。赤川さんの作品の女主人公は、強くて、心が綺麗で、好きです。

  • キャラ設定が素晴らしい。

  • 自宅通いの私は、どうしてもひとり暮らしにあこがれる。でも、こんな隣人はいやかも…

  • 職場で150円で購入。

    ナラタージュの後に読んだこの本、ナラタージュがここ最近のno.1だとしたら、逆no.1だった。これ…本になるんだ?ってちょっとびっくり。
    大御所なのに…。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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