工学部・水柿助教授の日常 (幻冬舎ノベルス)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 157
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344009080

作品紹介・あらすじ

水柿君33歳。のちにミステリィ作家となるが、いまはN大学工学部の助教授である。専門は建築学科の建築材料。しばしば独身と間違われるが、須摩子さんというミステリィ好きの、2つ年下の奥さんがいる。水柿君は、いつしか自分の身の回りで起こるなにげない細やかな不思議を、須摩子さんに披露するようになっていた。水柿君の周囲には、ほのぼのミステリィがいっぱい。今日もまた、あれが消え、これが不思議、そいつは変だ、誰かなんとかしろ!と謎は謎を呼んで…。

感想・レビュー・書評

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  • 森博嗣のブログを、小説仕立てにした感じ。
    謎よりも、ゆるい日常を楽しむ本。

  • 森博嗣のエッセイ(全くもって理系じゃないけど、エッセーとは敢えて書かず。尊重してエッセィとか書くべき?)。
    テンポよく寄り道して、クスッと笑える(打率は低いかも?)話が詰まってました。途中からのりがよくなってきて、笑いをこらえるのに必死。地下鉄で読むのはお勧めできません。笑

    でも、好き嫌いが別れるあも。カッコ書きの遊び心、ぐっときます。(ここでも尊重してるつもり。え?気づいてた?)
    モリログアカデミーを彷彿させる作品。

  •  終りへ行くにつれて森博嗣の色が爆発してる中編集。
     この人の文章の書き方が苦手な人は、非常に辛いと思われる。一度借りて(途中まで)読んでいたはずなのに、一切内容を覚えていなかった。
     さすが森博嗣。(多分何か違う。)
     ミステリ、といえるのかいえないのか。
     書いてる本人ですら(あるいは筆記者として設定されている地の文を書いている人ですら)ミステリなのかどうか、むしろこれが小説なのかどうかさえをも疑問に思っていた。
     面白いところを抜き出したら限がないほど、森博嗣のセンスが溢れかえってる。
     一番笑ったのはこれか。
    5 中国人をプレゼントしてはいけない。
     ノックスの十戒のパロディ。そりゃそうだ。プレゼントされても困る。それがチャイナドレスで一人称が「我(ウォー)」とかだったら尚更どうしていいか分からない。
     あとはこれ。
     四十七人の力士が、暗い廊下を歩いている、と思っていただきたい。
     京極夏彦の問題作「どすこい(仮)」。有名な作品のパロディ集だったが、森博嗣の「すべてがFになる」のパロもある。
     高柳が持っているハードカバーには帯がついてないが、確か帯にそれぞれの作者からコメントがあった。森は「リベンジする」ってな感じだったように記憶しているが。
     ほんとにすんなよ。

    03.12.26

  • あくまでも小説(笑)久しぶりの森博嗣。暇な合間に読むのにちょうどよかった。合わない人は合わないと思う。当たり前か…

  • 森博嗣の私にとっての面白みが存分に出ています。
    読んでいてとても楽しいです

  • 2010/02/26 くどいといえばくどいが、嫌いではない。

  • 境遇が著者によく似た水柿君の話。

    結構笑える面白さです。

  • <内容>
    水柿君33歳。のちにミステリィ作家となるが、いまはN大学工学部の助教授である。専門は建築学科の建築材料。しばしば独身と間違われるが、須摩子さんというミステリィ好きの、2つ年下の奥さんがいる。水柿君は、いつしか自分の身の回りで起こるなにげない細やかな不思議を、須摩子さんに披露するようになっていた。水柿君の周囲には、ほのぼのミステリィがいっぱい。今日もまた、あれが消え、これが不思議、そいつは変だ、誰かなんとかしろ!と謎は謎を呼んで…。

  • ゆるーく森文章を楽しみたい時に。
    うっかり立ち読んで笑いを堪えるのに必死になった。森ファンは必読、森ファンじゃないひとはそんなでもない。ハードカバーで楽しむべきではないだろう、と思ってこの新書シリーズを買っているのだが、文庫版も出たってどういうことですか、しょぼん。

  • とっつきやすくて楽しいんじゃないかなぁ。<br>
    勿論、森博嗣を知っているほうが楽しいだろうけど、そうじゃなくても楽しいと思います。<br>
    <br>
    内容はかなりクダラナイ…と、思う。<br>
    そのかわり飽きない、かな。<br>
    大学生を経験したほうが面白いです。(高校のときにも読んだけど、今のほうが面白い)

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著者プロフィール

森 博嗣(もり ひろし)
1957年、愛知県生まれ。作家、元研究者。名古屋大学工学部建築学科、同大学大学院修士課程修了を経て、三重大学工学部助手、名古屋大学助教授。名古屋大学で工学博士を取得し、2005年退職。学会で数々の受賞歴がある。
作家として、1996年に『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞し、同作で作家デビュー。S&Mシリーズとして代表作の一つに。『スカイ・クロラ』シリーズは本人も認める代表作で、2008年アニメ映画化された。その他にも非常に多くの著作がある。

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